遠藤雷太のうろうろブログ

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庵野秀明監督『シン・ゴジラ』

2016-08-08 23:59:29 | 映画を見てきた

『シン・ゴジラ』予告 

 

※ネタバレを含みます。

2016/8/7

・ゴジラ知識はゼロ同然だったけど、飛び込んでみる。

・人類がゴジラと戦う話(他に書きようがない)。

・ものすごく単純な筋なのに、ものすごく緻密に情報を詰め込んでいる。

・最初は、今の日本で「ゴジラ」が現れたらどうなるかということを、思考実験的に作っている。

・想定外おじさん。

・明らかに字幕で遊んでる。どんどん長くなる役職名。

・序盤ゴジラの「誰だ、おまえ!?」感。

・東京の川という川が瓦礫に埋まっていくところ。

・DNAがものすごい複雑→地球上で最も進化した生物→人智の及ばない存在→陸上に出たら自重でつぶれるといった学者&総理が赤っ恥、までの流れが完璧。

・中盤のゴジラ大暴れが、とにかくかっこいい。

・飛行機やドローンが打ち落とされるシーンの絶望感。

・高層ビルを発破して足止めするところとか、「無人在来線爆弾」とか、軍備の足りない国が一生懸命知恵を振り絞って怪獣に挑む感じがわくわくする。

・それでもアメリカの軍事にも頼っちゃうところ。

・市川実日子から眼が離せない。好きなのかも。

・自衛隊の幹部にいても、いい人そうな小林隆。

・野村萬斎だと思うとそう見える。

・定番だけど、「遅れてくる尻尾」表現が楽しい。

・単なる怪獣映画というには風刺要素が強い。

・ゴジラを自然災害の象徴と見る解釈だと「ゴジラ大暴れ→人類絶望→ゴジラ勝手に活動停止→完」でもいいくらい。

・東北の震災経験者から見ると絶望感ないかも。

・「なんだ、最後は結局人類が勝つのかよ」と思ったりもしたけど、娯楽映画なんだからしょうがない。

・そのなかでも、ギリギリのバランスを取った結末だった。ちょっと『もののけ姫』のラストを思い出した。

・最後のシーンは唐突と言えば唐突。

・震災後に作られた映画なんだから、災害を扱うなら被害者に触れないわけにはいかなかったんだと思う。

・思考実験ではなく、本当にゴジラが出てきたら、東京に原爆落とされて終わるのかな。どうだろう。

・これだけスケールが大きくて面白い日本映画があるんだとびっくり。無理してIMAXで見てよかった。

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