第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編
2020/2/14
・貧困層の家族が富裕層の家族に寄生していく話。
・前評判は聞いているものの、設定的に話の想像は付くので、ホントに面白いのかなとなかなか腰が上がらず。
・アカデミー作品賞受賞と、メディアでのソフトなネタバレ&匂わしに耐えられなくなる。
・会員優待日とは言え、平日昼間なのに八割くらい座席が埋まってた。直前に席を取ったので前から三列目。
・少し首は疲れたけど、半地下から見ている感じが、ちょっと共有できた。
・マンガ『魔少年ビーティー』に似たエピソードがあって、なんとんなく比較しながら見る。そう言えば、ダソンくんは川尻早人っぽかった。
・サブタイトルどおり、主人公家族は半分地下にもぐったようなボロボロの建物に住んでいる。
・トイレに見下されてるような生活空間。
・彼らのやってることはかなりひどいけど、少しでもより良く人生を生き抜こうという気概は否定できない。
・もうあちこちで言われているだろうけど、『万引き家族』の雰囲気とよく似ている。
・「ああいう境遇で暮らし、克服できるアイディアがあって、騙せそうな標的がいれば、あなただってやるでしょ?」と言われている感じ。
・実際、もっと悪どいことをするのかと思ったけど、悪事の中ではかなり穏当なやりかただし、うまく続けていれば、被害者はだまされたことにも気付かない。
・元の運転手や家政婦の件もあるので、悪事は悪事だけど、そのなかではかなり上等だと思う。
・寄生というより、共生、片利共生というほうが近い。
・思わず母親の若かりし頃を想像してしまう小道具。
・見せる順番を間違えたら全く印象が変わる話。
・うまく、寄生側に共感できるような仕掛けが色々。
・最後も唐突な感じはしたけど、そこに至る間接的な種はいくつも撒いてあるので、冷めることはない。
・映画的にはかなり高度な技術なんだと思うけど、酔っ払いとの戦いがしょうもなくてゲラゲラ笑ってしまう。
・物理的な上下の構図で話を作っているのがとても好み。
・ガチ地下のアレも「そう来たか」と膝を打つ感じ。
・人の視線を全く意識してないバナナの食い方。
・階段落ちの落ち方すごい。
・なんか微妙な副題だと思っていたけど、見たら納得だった。
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