激走!高橋尚子―シドニーを駆け抜けた青春 | |
クリエーター情報なし | |
早稲田出版 |
2011/9/28
2000年出版。
冒頭に「緊急の刊行なので、いろいろと不行き届きの面もあるかもしれない」というずいぶん正直な言葉があるとおり、シドニー五輪で金メダルを取った直後の本。
増田明美編・監修とはなっているが、実際の文章は誰が書いたのかよくわからない。
みんなであの感動を反芻してニヤニヤしましょうという趣旨の本。
たしかに11年後のいま読み返してもなんだかニヤニヤしてしまう。自覚していた以上に、印象深いレースだったんだなと思う。
目次を見ると「第6章 素顔の高橋尚子はこんな人」の「高橋尚子」のところに「Qちゃん」という無理やりなルビをふっているのもご愛嬌。
そのシドニーでのレース詳細を確認できるのと、ゴール直後の白黒写真がよかった。
両手を突き上げ、ゴールテープを切る瞬間を、斜め上の視点から撮っている。
初めて見たけど、ちょうかっこいい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます