2025/1/6
ちっちゃい王国の小ささが不満な姫を、従者と博士がなだめようとする児童劇。
姫がなぜ不満なのかを客席の子供たちに予想してもらったり、クイズを出したり、積極的にコミュニケーションをとっている。
実際、子供たちの反応もいい。
おおきいちっちゃい、ひろーいせまい、たかーいひくいという印象的な曲がリフレインされる。やはり児童劇に音楽は欠かせない。
「サンドイッチは自由です。いくら王様と言えどもサンドウィッチの自由を奪うことはできません」という、よくわからないけど、かっこいいセリフ。
姫と博士は色々なところを回って、色んなものを測る。測れないものもある。
途中でまばたきガマン競争に参加したが、真剣にやったのに3秒も持たなかった。
大きさはあくまで相対的なものだという方向なのかなと思いつつ、意外とふんわりまとめた感じだった。解釈は子供たちにゆだねるということなのかもしれない。
【詳細】(観劇三昧HP)
■公演時期 2024/08/12
■キャスト
森岡 望
村井まどか
永田莉子
福田倫子
■スタッフ
作・演出:平田オリザ
美術:杉山 至
音楽:やぶくみこ
映像:陳 彦君
照明:井坂 浩
舞台監督・映像操作・音響操作:島田曜蔵
衣裳:正金 彩・中原明子
制作:太田久美子
企画制作・主催 一般社団法人江原河畔劇場
■あらすじ
ちっちゃい国のちっちゃい姫は、でっかい国の大きい王子にいつもいじめられています。
ちっちゃい姫は、何でも測れるハカルン博士に頼んで、ちっちゃい国にある大きなものや長いものを捜す旅に出ます。
二人は、いろいろなものを測っていく中で、世界には、測れないもの、比べられないものがあることに気がついていきます。
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