遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ロジャー・ミッシェル監督『恋とニュースのつくり方』(2010年)

2024-11-18 01:04:28 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2024/11/19

・人気低迷中のモーニングショーのプロデューサーになったベッキーが、偏屈な老ジャーナリストをメインキャスターに据えて、立て直しを図る話。

・脚本家が「プラダ~」と同じというのは知っていたので、ちょっと身構えながら見始める。

・どちらもホーカーホリックな若い女性がクセの強い年寄りに振り回されながら自らの地位を確立していく話なんだけど、プラダの時のような嫌な感じがしない。

・たぶんファッションと報道の違い。同じ生き馬の目を抜くような業界でも、ニュースと言うくらいだし、報道は事件を追うリアルタイム性が本質にある。

・半面、ファッションの多忙さは業界内部の自家中毒感がある。

・もう荒み切った番組制作現場の雰囲気。

・「次は歌うのか」というセリフ好き。

・『王様のレストラン』と似た雰囲気を感じる。

・ヒロインが有能で決断力がある。そして、くじけない。うじうじしない。前進あるのみ。ちょっと怖いくらいだけど、これくらい振り切っていると、そういう業を背負ってしまった人なんだなと受け入れられる。

・ベッキー役は、レイチェル・マクアダムズ。顔をくしゃくしゃにしてサラダ食ってる。

・あんなに湿っぽくないセックスシーン初めて見た。コメディの雰囲気を残したままできるのがすごい。

・淡々とスイッチングしている人が指揮者みたいでかっこいい。話に関われるほどの尺がないのは惜しい。

・めんどくさい老キャスター役はハリソン・フォード。

・環境に馴染めない、馴染む気がない。本当にどうしようもない人なんだけど、たしかにこの人しかできない仕事を具体的にやって見せる。

・グッドバイの連呼は、もうああいうスタイルということでいいのではないか。

・不仲を隠さないほうが番組としておもしろいと思う。

・五人椅子に座っているシーンで五人とも足を組んでいた。アメリカにはそういうマナーでもあるのか。

・料理のところとか、細かい伏線が丁寧に回収されていてよくできたドラマだった。

・仕事がもうひと段落ついたら、ベッキーは一週間くらい休みを取って、思いっきり彼とセックスしたらいいと思う。

(U-NEXT)


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