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発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術 |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA |
2018/6/3
発達障害の著者が社会と向き合うためのライフハックを紹介する本。
自分は人としての基本スキルが低めなので、ずいぶん共感してながら読んでしまう。
仕事のできるタイプの人なら、まったく無意識にできている初歩的なところから、細かく言語化して教えてくれる。
「集約化、一覧性、一手アクセス」「職場という部族の掟」「見えない通貨」「褒めるのは音ゲー」「茶番センサー」など、使われている言葉がキャッチーで、すべて実感のこもった諦観で統一されている。
「机上を片付ける儀式」および「眠れない時に行うたったひとつのこと」は、あまりに直接的過ぎてびっくりする。
同時に、これで頑張っている人もいるんだから、自分も生きていかなきゃいけないのかなと励まされる。
あと、自己肯定に根拠を求めると、自己否定につながりやすいという理屈は覚えておきたい。
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