映画『ピーターラビット』予告
2018/6/1
・ウサギのピーターラビットとその一族が、生活と隣人の愛をかけて人間の青年マクレガーと死闘を繰り広げる話。
・字幕版。映画の日で客席が9割ほど埋まっていた。
・ピーターラビットは、父親がウサギパイにされて人間に食べられたというハードコアな過去を持つ。
・彼のやんちゃぶりというか、ギャングぶりが、明らかに子供向け作品の一線を越えている。
・余計なことをしては、仲間たちや、隣に住んでいる人間の女性ビアに助けられたりする。
・こういう話だと、人間が悪役として小動物をいじめる構図になりがちだけど、実際にはウサギ達がほぼ五分で人間とやりあっている。
・特に序盤。知性を持った小動物が人間にぐいぐい襲い掛かっていく様子は、モンスターパニック系の話にしか見えない。少なくともほのぼのさはまったくない。やるかやられるか。
・敵役のマクレガーは仕事人間が過ぎて職場から暇を出される。便所の水が飲めるまでトイレを磨けって、どこのブラック企業だ。
・後の展開を考えると、もう少し普通の人でもいいような気がするけど、多少ひどいめにあっても笑えるようにあえて人としての程度を低くしているのかもしれない。
・悲鳴の上げ方がかわいい。
・ずぶぬれで裸なのに何の説明もないところに笑った。たしかに見れば何があったかわかるけども。
・ピーターラビットの見た目がデフォルメなしの容赦ないウサギなのに、人間の言葉を話していたり、悪質な罠をしかけたりしていてギョッとする。
・繰り返しのギャグをこれでもかと詰め込んでいる。
・擬人化してもニワトリ然としたニワトリがクール。
・スズメがかっこいい。体を張ったギャグも面白い。
・鹿のところでゲラゲラ笑う。
・まさかあの小道具がトドメの伏線になるとは。
・機能美としての脚本のよさを堪能できる。
・最後のうさぎキャンペーンは完全に蛇足。あんなにヤバいウサギたちを見せ付けられた後に「かわいいでしょ」って言われても。
・と思ったら、終わった途端「かわいかった」と言っているお客さんもいて、結構びっくりした。
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