2024/1/10
・少年チャーリーが、世界的に人気のチョコレート工場に招待され、工場長のワンカに認められる話。
・工場の招待券はたったの五枚。
・ワンカのチョコレートは非常に人気があり、謎が多いため、世界中で招待券の争奪戦が発生する。
・前半半分は、チャーリーが招待券を獲得して工場に招待されるところまで。
・残り招待券の枚数が、カウントダウンの役割も担っていて、見ている側の緊張感を保つのに役立っている。
・最初の四枚は、どう見ても性格に難のある子供たちが親の力を利用して獲得する。
・厳密には違うかもしれないけど、社長権限で買い占めたチョコレートを従業員に探させる様子がひどい。
・たぶんチョコレート本体は廃棄されている。そういう既視感あることをすごい規模でやっていて、見ているだけで罪悪感に苛まれる。
・1971年の映画なのでたぶんCGは使われていない。
・今の感覚で見ると、不思議なチョコレート工場の造形に苦労している感じはする。よく言えば牧歌的な仕掛けでほほえましい。
・どこで超自然的な感じを出すかというと、ジーン・ワイルダー演じるワンカの動き。
・階段を降りそうで降りなかったり、一般人の一般的な動きとは異なる奇妙な動きで非現実感を演出していた。
・ダンス(的な動き)と超自然的なことは相性がいい。
・少年と祖父の仲良しな感じは好ましい。「“金の券”のせいでチョコがまずいね。」
・ウンパルンパが増えている。よく見るとそれぞれに個性があってかわいいけど、「~はじまり」のような毅然とした雰囲気はない。
・ワンカ一人で運営できないし、普通の人間が働いていたら非現実感が消える。ウンパルンパは絶妙。
・いくらわがままなクソガキだからって、ワンカのやっていることはとてもひどくって、実は極悪人なんだと思っていたら違った。腑に落ちない。
・確かにチャーリーは他の四人に比べてはるかにマシなんだけど、認められるまでのプロセスは強引だと思うし、もろもろノリでごまかされた感じはする。
(U-NEXT)
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