ふろが無い!

2009-01-07 00:00:00 | 発見アメリカ

まあアメリカに限らない事かと思いますが、こちらには風呂がありません。

いちおう、バスタブはあるんですが、例のアレ、ホテルとかの浅ーいやつ。肩まで浸かれないのね。そんでシャワー。横に洗面台とトイレ。体洗う所ないじゃーん、って思いますよね。バスタブの中で洗うんです。ちなみにBathroomって語としてはどちらかというとトイレに近くて、不動産物件で「2 bathrooms」っても片方はただのトイレだったりします。また、ショッピングセンターなんかでトイレ借りるときに「Where's bathroom?」って言い方もします。

気になって調べてみたことがあるんですが、と言ってもそんなに本気で調べたわけではないですが、中世の頃、何かの理由でキリスト教的に「湯に浸かるなんていけない事だ」ということになって、文化的に忌避されるようになったらしいですよ。ってこんなじゃなんだかさっぱり分かんないけど。とにかく昨日今日の好き嫌いじゃなくて、ずっと昔から「ダメなこと」って意識みたいなんです。そりゃそうだよな、そうじゃなかったらあんな気持ちのいいもの誰一人やらないなんてオカシイですよ。

ってやっぱりこちらの人でもそう思う人がいて、銭湯をやっているところがありました。っても、個室に体を洗うシャワーと桧の湯船がある時間貸し風呂って感じ。衛生上うるさいんでしょうね、お湯はプールの水みたいにカルキ臭かったけど、久し振りに肩までつかるお風呂。なかなかよかったですよ。

でも、「ジャグジー付」とかいうホテルを探して泊まってみても、ホテルの中のスポーツジムの隅っこに温水プールがついてるだけだったり。風呂ってのは水着で入るもんじゃないんですよ、って支配人呼んできて小一時間説教したくなります。スイートで部屋の中にジャグジーがあるような凄い部屋だと、裸で入り放題ですけどね。あー、北海道の硫黄臭い温泉に行きたいなあ・・・