縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

金銀パラジウム

2007-03-18 | Weblog
縁起笑店の作品の中には金銀をのせた作品が多い、猫の鈴ならキラッと光る赤金、
恵比寿の被り物ならいぶした感じの青金、銀色ならパラジウム。
すべて液体になっていて筆に載せて描いていく。それらを750度前後で焼くというわけだ。
金液には10パーセントくらいの金が混入してある。だから購入するときは時価になる。
その金が最近じりじり値を上げている。猫社長が日本金液から購入したときはだいぶ前だけど
せいぜい1グラム1500円くらいだった。それが今では2600円。
赤金がそろそろ終わりそうなんだけど、ちょっと考えてしまう。もっとあがる前に買うか、
それともまた価格が下ってその時に買うかだ。株みたいだね。
原油の値段が高騰したとき、納豆やかまぼこ業者が困っていたけど、ほんとよくわかる。
製品の値段をあげることが難しいのでその分目方を減らしたりと、いろいろ努力していた。
猫社長の先輩作家はプラチナ才色の作品を制作している。プラチナはもっと値上がりが激しく、やむおえず作品の
価格を上げた。
猫社長も極力光り物を使わないようにするしかないかな。でもちょこっと作品に金銀を配すると
映えるんだなあ。やっぱり買おう。
そうよ、けちっちゃいけない、手抜きして納得できないもんなんか作ったって仕方ない。開き直り。
金無垢の腕時計やブレスレットをジャラジャラ身につけている金満おやじ君やマダムたち、
ステンレスや銅でいいじゃない、何つけても見た目は同じ。
日本橋丸善B1ブースにて展示会、4月12日~25日