チーム満腹専属のカーレーサーヤマネ君は一度でいいからF1オリンピックグランプリに
優勝したいと切望していた。
腕は超一流だがエンジンがいまいちでどうしてもいいところでいつも優勝を逃していたのだ。
ある日英国スピード社のエンジンはすごいらしい、そこそこの車体でもゼロヨンで1秒から
5秒タイムを縮めてしまうというニュースが飛び込んできた。
スピード社はどこのレース車にでもエンジンを提供する用意があると発表していた。
ヤマネ君はチーム満腹の監督にスピード社のエンジンを積みこめないものかと進言した。
試しのテストの結果はこれならグランプリで3位入賞まちがいないすごいタイムの連続だった。
お前の腕は一級だ。後はこのエンジンさえつければ優勝まちがいない。
だがなあ、うちのスポンサーはトポタヨッサンポンタ社だ。そこのエンジンで走らなきゃ今後
どうなるかわかったもんじゃない。こんな屈辱をトポタヨッサンポンタが受け入れると思うか?
監督はぼそっとつぶやいた。
どうなるチーム満腹、どうする日本水連。
優勝したいと切望していた。
腕は超一流だがエンジンがいまいちでどうしてもいいところでいつも優勝を逃していたのだ。
ある日英国スピード社のエンジンはすごいらしい、そこそこの車体でもゼロヨンで1秒から
5秒タイムを縮めてしまうというニュースが飛び込んできた。
スピード社はどこのレース車にでもエンジンを提供する用意があると発表していた。
ヤマネ君はチーム満腹の監督にスピード社のエンジンを積みこめないものかと進言した。
試しのテストの結果はこれならグランプリで3位入賞まちがいないすごいタイムの連続だった。
お前の腕は一級だ。後はこのエンジンさえつければ優勝まちがいない。
だがなあ、うちのスポンサーはトポタヨッサンポンタ社だ。そこのエンジンで走らなきゃ今後
どうなるかわかったもんじゃない。こんな屈辱をトポタヨッサンポンタが受け入れると思うか?
監督はぼそっとつぶやいた。
どうなるチーム満腹、どうする日本水連。