縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ああ吉田邸

2009-03-23 | 両生類 虫 その他
旧吉田茂邸が全焼した。日帰りバスツアーで見学したのが3月5日、まだ2週間余り前のことだったので
ニュースをみてもうびっくり。形ある物はいつか滅びる。これは太郎は太郎でも麻生じゃなくて岡本の
太郎ちゃんのいった言葉。でも滅びるにしてはちょっと早すぎる。原因は放火か漏電らしいのだけど、
もし漏電だとしたら、猫社長は西武に物言いたい。旧吉田邸の建物は近くでみると傷んでいるのがよく
分かるのだ。ひさしの裏の羽目板がぺろりとめくれているのに修繕もせず放置していたり、荷造りテープで
やっつけ補強していたりとメンテナンスがいい加減で屋敷全体がうらぶれていたのだ。
大磯プリンスは屋敷を見学させた後、プリンスで高額な昼食を取る抱き合わせ商法をしている。
冬場は吉田邸見学がなければあんなところ誰も行かない。だから吉田邸様々なのだ。
古い家なんだから配線だってぼろぼろに決まってる。大事な金づるだったら配線、配管を新しくして
おくべきじゃなかったのか。維持管理をケチったせいで燃えてしまったじゃないか、やい西武責任取れ。
大磯市は吉田邸を込みで山を買い取ったのに、これじゃ高いお金をだして手に入れたのにいざ飲もうと
したら中身が蒸発しちゃったヴィンテージワインみたいだ。
旧吉田邸全焼のニュースを知って湘南トンビちゃんが、
「猫社長が文化財的建物を見に行くなんてらしくないことしたからこんなことになったんじゃないの」
「違うよ、これは虫が知らせたんだよ、何だか無性に見てみたいって思ったんだよね」
そのうち、そのうちって言っているまにそのうちはいなくなっている。
思いたったらどっこいしょだ。