縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

内蔵美人

2010-10-04 | Weblog
夏バテか。胃の具合が悪いので以前お世話になった病院へ行った。カルテのよると胃ガンの検査を
したのは六年前らしい。ていうかその病院へ行ったのも六年ぶり。
そこで胃カメラを飲むことにした。
前は口からだったので、今度は鼻からトライしてみることにした。
口からカメラはファイバースコープの管が咽頭あたりを通過する時が最大の山だ。体の中に侵入しようと
する異物を排除しようと猫社長の防衛本能がオエオエとカメラを吐き出そうとする。
これを咽頭反射というのだそうだ。猫社長がどんなにもんどり打って苦しんでいてもカメラ君は
容赦なく深部へ突き進んで行く。悲鳴もあげられない。
鼻から内視鏡は言われた通り少し楽なような気がした。でも咽頭反射はやはりあった。オエ。
でもモニターに映し出された猫社長の内臓を一心不乱に見ていたら、不快な気分も何もかもが飛んでいた。
普段の生活では絶対見ることの出来ない神秘の世界がそこにあった。それは猫社長の体の中にあった。
猫社長の食道、胃袋はきれいだった。猫社長は内臓美人なのだ。