縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

エピゾグラフ

2011-11-14 | Weblog
縁起デパートの美術画廊で誰もが知っている有名人漫画家が展示会を催していた。
作品はエピゾグラフ版画で10号くらいの大きさで16万円だった。
何分の一とかの数字はなくて漫画家のサインが右隅にとにかくでっかく描かれていた。
ところでエピゾグラフとはなんぞや。担当のホスト風のお兄ちゃんに
それとなく聞いてみたら、何とびっくりイカのおさしみ。
エピゾグラフとはエプソンの超超高性能のインジェクトプリンターで刷り上げた
デジタル画像のことなのだってさ。
ジクレー版画と同じだけどエピゾグラフはエプソンの登録商標なのだそうである。
いくら高性能だっていってもインジェクトプリントなんざんしょ。
画用紙一枚程度の印刷物が16万なんて高杉晋作だ。
いざとなったら同じ画像を100万枚だって印刷可能、これはヒデーとロザンナだ。
漫画家は自分の原画を貸し出して、できあがった版画もどきに
一枚5万円でサインをしてハイ終わり。たぶんそんなもんなのだろう。
はあ~、いいなあ。
さらば地球よ~って言いたくなってしまった。