マックユーザーでよかった

スティーブ・ジョブズが亡くなった。
猫社長はPCを使い始めてまだ１０年ちょっとの新参者だ。
そしてPCはアップルしか触ったことがない。
最初はウインドウズにするつもりだったが、回りがマックユーザーばかりで
仕方なくマックになった。
でも今は良かったと思っている。不便もあるけど本当によかった。

ある日テレビでジョブズの、膵臓癌の治療後の激やせぶりを見て、これはいけないと直感した。
CEOを退任した時は、もう彼とのお別れは時間の問題だと覚悟をした。
でももう少し余裕があると思っていた。
マックのOSはアップルコンピューターでしか使えない。
センスの悪い、ださくてやぼったいPCにマックの画面は似合わない。
センスは天性のもので努力しても手に入れられない。
ジョブズは天性のセンスの持ち主だ。
だからジョブズがいなくなった後のアップルのビジュアルが気になる。

おしゃれな店先にはマッキントッシュがよく似合う。
そうでない店内でもおしゃれにみせる。
アップルはPCをインテリアにした。

新聞を替えてみたら

3.11以後、新聞を読売から東京に替えた。
替えてみて一番違うことと言えば
読売はテレビの番組表が一番後ろにあったのだが、東京はまん中にあって
テレビとラジオの番組表が一緒になっているので
そこだけ一枚抜いて畳んでおける仕組みになっているってことだ。
東京新聞になってかれこれ５ヶ月位経つのだが、
数十年の習性はなかなか抜けないものみたいで、
いまだに番組表を見ようとするとつい最終ページを覗いてしまう。
慣れ親しんだスーパーの展示が変わると、味噌はどこだと
いままで置いてあった棚の回りを何度も行ったり来たり、
電池を別の引き出しに移動したことをすっかり忘れ、
前に置いてあった場所を電池がないないと引き出しを開けたり締めたりする感じに似ている。
もうひとつ、読売と違うことと言えば、東京新聞には大手の広告があまりない。
カラー刷りの一面広告が多かった読売に比べると
色がない分、やけに地味だ。
どうして広告がないんだろう、変だなあ、不思議だなあ、
何かあったのかなあ、なんて言うのは野暮ですな。