縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ピノコは左通行

2011-12-14 | Weblog
ピノコの耳はいつも左側が汚れる。耳の中もゴミが入ってカビが繁殖する。
だからしょっちゅう耳毛を抜いたり耳掃除をしている。
ピノコと散歩していて気が付いた。道路の左を歩いていると
必ず壁や生け垣に体をすりすりしながら歩くので左半身に葉っぱや
ブロック塀の汚れを静電気のはたきみたいにお掃除して毛にくっつけてしまうのだ。
右側を歩いている時は歩道なら縁石の上を器用に歩くし歩道のない道だと
まん中に寄ろうとする。
つまり絶対的左側通行主義なのだ。
それで左耳が汚れる。きっとそうに違いない。
以前、根岸の畜犬センターでお見合いした時、
ピノコは街中をフラフラ彷徨っているところを保護されたと聞いた。
たぶんこの左側通行主義に救われて車にはねられずにすんだのかもしれないと思った。
そしてめでたくピノコは猫社長の家の仔になった。
だからピノコ、頼むから夜中に吠えるのはやめてくれ。




光速 音速

2011-12-10 | Weblog
右のふくらはぎが筋肉痛だ。2日前の深夜のこむらがえりのせいだ。
若い頃はこむらがえりに襲われると次の朝筋肉痛になっていた。
こむらがえりの痛みが脳に伝わる速度が光速だとすると
2日後の筋肉痛発症は音速だ。
最近体に謎の痣を発見してもいつどこでぶっつけたのか覚えがない。
老化と共に筋肉痛、痣が音速から波動、そのうち馬車、牛車の
スピードになってくるだろう。
そのうち頭を叩かれて小一時間たった頃「痛たたた~」と
無実の隣にいた人を羽交い締めにしてしまうかも。
これはバカボンのパパなのである。それでいいのだ。


SFは熱いうちに打て

2011-12-08 | Weblog
ロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉』は
30年の冷凍睡眠を契約し、2000年目覚めるお話だ。
2000年と言えば今から11年前。
作者は1973年に亡くなっている。
つまり結構古めのSFなのだ。
読んでいて2000年の世界が作家の想像とはだいぶかけ離れていることがつらかった。
調べものは図書館や役所関係でPCのPの字も出てこない。
人捜しも難航する。
フェイスブックがあるじゃろがと言えないところがイライラさせる。
PC、ネット、携帯電話、スマートフォンが出てこない未来小説。
鉄は熱いうちに打て
SF小説はなるべく新しい本を読んだ方がいい。


下っ腹タレント

2011-12-07 | Weblog
ダイエットか健康食品のCMだったと思うけど、シャツをめくると
ボヨヨーンとおもちみたいな下腹が飛び出してくる映像がある。
そのおなかがマシュマロみたいですごくおいしそう。
タレントの世界では手がきれいな手タレ、足の美しい足タレ、
お尻の線がカッコイイけつタレがいる。
うなじの切れがよければうなタレかな。
だから下腹部のもっちり度、ラインの完成度がばっちし決まっている人は
下腹タレントと呼ばれる。ってそんなプロフェッショナルはいるかね。

鰻のタレだけのどんぶりはうなだれ定食。
鰻無しだとうなだれちゃうね。

赤ちゃんの粉ミルクには1ベクレルのセシウムでも入ってはいけない。

幸福度日本一それは

2011-12-05 | Weblog
全国幸福度ランキングで一位に輝いたのは福井県。
それを見た海燕ちゃんが
「福井ってさあ、原発やもんじゅがあって交付金やらなんやらでお金が
いっぱい降ってくるから裕福で幸福度が高いんじゃないの」と言った。
「そういえば、上位10県の中で原発のある県が島根、石川、佐賀、新潟、と
福井も含めて5県だね」と猫社長。
まさか原発があるから幸福度があがるってことはないだろうけど。

ブータンの人々は電気の無い村に電線を通そうとしたら
自然が破壊されるくらいなら電気なんていらないという人達らしい。
日本人がそれをできるとは思えない。
日本がブータンを見習おうというのは絶対無理。

幸福度ランキングってなんだべ。