TIMEを読む会２６５号資料

　２００２年の春から仙台市でTIMEを読む会を週一回ペースで開催し、TIME,NEWSWEEK,TIMEFORKIDSのY(やさしく）M（短く）O（面白い）記事を講読しています。
　各記事の担当者がスラッシュ訳してディスカッションを通して誤読を訂正していく精読でありながらもかなりの量を毎回こなしているため、参加者の英語力向上はめざましいものがあります。
　以下は2009年1月16日金曜日に講読する記事です。
　新しく参加希望の方はコメント欄に書き込んでいただければ場所、時間ご案内します。

Crisis in the Middle East（TOEIC750点英検準１級レベル）TIMEFORKIDSJanuary 5, 2009
　中東紛争の歴史的背景と現状を伝える記事です。記事中のcivilianとは「市民」ではなく「民間人」の意味です。

Power Lunch（TOEIC750点英検準１級レベル）TIMEFORKIDSJanuary 7, 2009
　オバマ次期大統領の呼びかけで、存命中の元、前、現、次期米国大統領が一堂に会し昼食会を開催した記事です。これは１９８１年以来の出来事です。

Don’t Ask Too FastNEWSWEEK Jan12（TOEIC900点、英検１級レベル）
　オバマ次期大統領の選挙公約から判断すれば、米軍は同性愛に寛容な方向に進む模様です。ただ軍内部には反対論が根強いため、Obama's Joint Chiefs chairが板挟みになっています。
☆必修単熟語 enlist, mandate, insular, repeal, oblige

An Experiment in LeadershipNEWSWEEK Jan12（TOEIC900点、英検１級レベル）
　保守党でありながら大胆な施策を展開するロンドン市長についての記事です。
☆必修単熟語 transfix, default, be brim with, toe the line, tangible,
iconoclast, burnish, plausible

Sam Huntington, 1927–2008 NEWSWEEK Jan12（TOEIC900以上、英検１級以上）
　NEWSWEEK国際版編集長Fareed Zakariaは、TIMEを読む会でもっとも多く取り上げてきた筆者です。今回は、「文明の衝突」で知られるSam Huntingtonへの「入魂の弔辞」ともいうべき記事です。Fareed ZakariaとSam Huntingtonに接点があったとはうかつにも知りませんでした。
　Huntington asked me to comment on a draft of the essay while I was his graduate student.I told him that while I disagreed with central elements of it, the essay was riveting and thought-provoking.というくだりを読みますと、相互の信頼関係はあっても師の学説を鵜呑みにするような前近代的人間関係とは無縁だったようです。
☆必修単熟語 recur, secular, flawed, riveting, prescient, malicious