TIME FOR KIDS Grade２～３の豆記事（1997年秋）

　「日本文化を題材に英語を学べばいい」という英語教育論があります。しかし、日本文化の予備知識がある日本人英語学習者が英語で書かれた日本文化論を読んだりすれば、ついつい和訳して理解することになります。それでは、英語を英語のまま理解する思考回路の構築は困難です。
アメリカの小学校２～３年生向けのTIMEFORKIDSのバックナンバーをさかのぼると、1997年の記事まで無料で読むことができます。
　以下の記事はアメリカの小学校２～３年生向けのTIMEFORKIDSのカバーストーリー以外から選んだ実用英検準２級、TOEIC400点レベルのやさしく・短く・面白い1997年秋の記事です。こういった英文が容易に入手できる現在、昔の高校リーダーに類する日本人が日本人学習者のために書いたような英文読解用教科書はもはや不要であろうと思わざるを得ません。英文法と基礎英単語を一通り日本語で習得したら、ネイティブがネイティブのために書いた「天然英語」と英英辞典への移行は早いに越したことはないです。

A City Made of Sand
「砂の彫刻」についてのわずか９行の記事ですが、オチがあります

A New Look for The Quarter?
　新しいデザインのコインとその「財政効果」についての記事です。

World's Fastest Car
　世界最速車についての８行の記事です。こういった記事を速く正確に読めれば英語上達も加速します。

The Friendliest Firehouse
　子どもに優しい消防署についての記事です。

Honoring Mother Teresa
　マザーテレサを追悼する１４行の記事です。

Honored at Last
　米軍に対する女性兵士の貢献がついに表彰されました。ニュースになるということはいままでは表彰されなかったということでこれはちょっと驚きです。１１行の記事です。