英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

代名詞&意味当てクイズ(4)出題編

2011年07月15日 | 代名詞&意味当てクイズ
 実用英検の二次試験も終わり合格発表待ちの時期でしょう。落ちるよりは受かった方がいいのは言うまでもありません。ただ、たとえ最難関の1級に合格しても語彙分野で点を稼いだ合格者よりも読解分野で点を稼いだ合格者の方が、辞書を使える状況でははるかに英語運用能力が高いです。
 知識がなければ英語は使えないとはいえ、知識だけでも使い物になりません。バランスの取れた英語力を養成するには、語彙偏重の学習は避けて良質な英文を高い精度でたくさん読むのがおすすめです。
 精度を維持して読むためには、この代名詞は何か、この単語は具体的に何を指しているのかしっかり把握する必要があります。
 Debt Woes: Could America Go the Way of Greece? という、ギリシアとアメリカの赤字について論じたTIME誌の記事の第六段落に以下のようなくだりがありました。

Were Congress to do nothing and let the Bush tax cuts expire and return rates to what *they were during the Clinton era, that would generate an estimated $3.6 trillion in tax revenue over the next decade, largely solving the short-term deficit problem.

*印をつけたtheyが何を指しているかおわかりでしょうか?

そして第七段落には以下のようなくだりがあります。

And yet the two parties seem stuck in adolescent fantasies, one ruling out tax increases, the other ruling out any serious cuts in entitlement spending.

oneとthe otherがどの政党を指しているかおわかりでしょうか?

思考時間の目安は全文を読む時間を含めて15分としてみます。

解説は次回。

※この位のレベルの英文を日常的に読んでいれば、英検1級の長文はかなりやさしく感じられるでしょう。default, plausible, spawn, impeccable, draconian, enact, amenable, split the difference, dwarf, panderのような英検1級語彙問題にいつ出てもおかしくないような単熟語とも顔馴染みになれます。
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