二丈の田んぼも麦が色づき始めようとしています。ヒバリの子育ても佳境で餌の確保にさぞかし奔走していることでしょう。
4月30日壱岐沖への浮き流し釣りに行ってきました。薄暗い早朝4時30分出港です。
毎度のことながらポイントの「コダイの曽根」が近づいてくると、大漁の予感にテンションマックスです。木原さんは親子での参加です。
喫煙者の少ないこの時代、本日の同釣者全員がスモーカーです。わたしの釣友ですので吸い殻は海にポイとすることは絶対にありません。
午前6時ごろ釣り開始です。今日は大潮ということもあり、シマノの海春50号に電動リールフォーマスター2000、ラインはPE5号にハリス7号とエダス5号で真鯛針11号から10号の7本バリ仕様、大型ヨーヅリ浮き細軸50号とおもり40号と超欲張りな仕掛けで釣り開始です。本日は大型クーラーを2個も持ち込んでいる私です。
隣で釣るコガ先輩も釣り開始です。
2時間ほどたちました。イサキ自体は40Cm近い大型ですが、現在3匹と貧果で食いがもう一つです。
コガさんも厳しい状況に苦笑いです。すこし南西の風が強くなりだしました。
わずか数メートルで魚の喰いが大きく違ってきます。錨のうち替えですが、狭い範囲の中で同じ釣りの遊漁船がひしめき合っています。
英ちゃんは魚探と海図と過去の実績ポイント、現在とその後の風と波、錨のロープの長さなどを考慮して、錨の投入点を時間をかけ見定めていきます。
まだ調子の上がらなかった木原さんへ、沖で1m近い大型ウキが一瞬でズボッと水の中へ引き込まれ、60Cmほどのヒラスの子が上がってきました。
続いて時間をかけたやり取りで、またもや木原さんへ70Cm近い4k以上の立派な乗っ込み真鯛です。
わたしたち船尾の古賀さんと二人は小さなイサキにもてあそばされています。
浮き流しは横の釣りですのでウキの棚(深さ)が重要です。小さなイサキばかりだと上の方の大型を釣るため、浅く釣ります。一方餌が気づかないうちにとられるときは、エサ取りを避けるためさらに浅くするといった具合にこまめに棚を変え、釣れたら何Mとお互いに声掛けします。
次第に風が強くなり、それに伴い立っていられないほどの波が押し寄せてきました。
釣果の方ももう一つです。
お昼を回ったころやっと風が収まりました。
英ちゃんが「何時まで釣る。」
皆さんは先ほどまでの船の揺れにすっかり疲れ切って、戦意を亡くしています。
一方、わたしは前日の山の師匠や、壱岐出身なのにイサキ大好きな友、わたしの釣りの弟子、ご近所へのタケノコの御礼、風呂の仲間へのお土産・・・・
もちろん空気を読んで・・・・じゃあ、あと一時間の午後2時までとしましょう。
釣り上げた後すぐに魚を締め、血をすべて抜いていますので鮮度は感じてもらえると思いますが、大きいイサキは少しだけ、小さなイサキは無欲で毎回少しだけのお土産で満足する向さんからおすそ分けしてもらい、20匹を超える釣果です
納竿時間を伝えたつもりですが、その後20分もたたないのに皆さん帰り支度を終えました。竿を出しているのは私だけ・・・・英ちゃんが帰ろうか・・・・
港に上がり、他の貧果の人を気遣い大鯛に嬉しさをこらえる木原さんです。今日の釣りを喜んでもらってよかった・・・・
行きも帰りも向さんが送り迎えしてくれます。昨日楽しませてくれた可也山のふもとを帰ります。
小さな塩焼きサイズのイサキです。
我が家の孫たちは釣りたての魚のフライが大好きです。12-13匹を3枚におろしましたが、後から今日は大人もフライにしようと5-6匹追加で開き、孫たちのために骨のないように中骨も取り除いていきます。
次の日に釣り道具を洗って干しているのに気づく、魚大好きのご近所5件に、大きなイサキ1枚と小さな塩焼きサイズのイサキ2枚づづおすそ分けしました。残りのイサキは6枚ほど刺身と息子たちの明日の煮つけ用に・・・・お土産を渡す予定だった皆さん(待っていないのに!)次回を期待してください?
登山と釣りの連荘で太ももも痛くなっています。いまから久々においしいラーメンを食べ、工具メーカM社の友人に手伝ってもらいポンプカバーの箱作りに出かけます。
もう、ここたいでよかろかい。