人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★小鳥の餌台(バードフィーダー)を作成しました。

2018年02月04日 | 野鳥

冬型の気圧配置が強まり強烈な寒気の影響により、デレビでは宮崎や故郷の鹿児島も真っ白な銀世界となっています。我が家の花たちも凍結防止のため軒下へ避難させました。


本日2月4日は「日本野鳥の会 福岡支部探鳥会」だったのですが、朝にはすでに強風と吹雪のためお休みました。
本日は友人の支援をもらいながら、小鳥用の餌台(バードフィーダー)を作成することとしました。早速、友人のアドバイスをもらいながら資材を近くのホームセンター「ナフコ」で調達します。


日本の電動工具メーカーM社の友人の工具の数にはびっくりします。この倉庫にはいりきれない工具もあり、仕事とはいえこれらをすべて使いこなすスキルに感服です。


杉の板材を手際よくカットしていきます。カラスなどの大きな鳥にいたずらされない工夫や、水はけ、止まり木、掃除や餌交換の為の餌台の取り外し等、いろんな要素を考えながら友人に伝えていきます。


のぞき窓の部分も瞬く間に糸鋸盤でくりぬいていきます。リフォーム職人「ひろみさん」ばりの手際の良さです。


約1時間程度で想像以上の立派な果物と穀類の2種類が置ける餌台が出来上がりました。ここまで素人には作成する無駄のない所作を見守るだけでしたが、初めての参加はやすり掛けです。しかしこれも電動で動くもので簡単に角取りができました。


次は餌台を設置する台作りです。材料は友人がストックしていた固い木材(アイアンウッド?)を提供してくれるようで、ドリルを使うと「摩擦で木材が焦げてくる。」そんな固い材質です。


この固い木材をジョイントカッター(釘やビスを使わずに板どおしを継ぎ合わせる方法で正確で強度の高い継ぎだそうです)で留め継ぎ、台座も完成です。


めっぽう水に強い台座と2mの支柱が出来上がりました。


すでにお昼過ぎ、近所の二丈深江で人気の天ぷらのお店「陣屋」でいただきます。この天ぷら定食で880円と格安です。なお、お店はお昼の営業だけで福岡では知名度の高い行列のお店ですが、たぶんオープンしてまだ1年ほどで、行列しての食事が嫌な私は初めてのお店です。


どのようにして台座を支えるか難題だったのですが、友人は最初から考えがあったようで、友人の庭に転がっていた羽子板付沓石(柱止め用金具付のコンクリートブロック)を使い柱をボルトで固定します。


固定は1点のため、グラグラで餌を求めに来た小鳥がびっくりすると、サイドを金具を作成してコンクリートにくぎを打ち込みしっかりした支柱と台座が出来上がりました。


地面の掃除も箒ではなく、掃除機で瞬く間にきれいになりました。帰ってから防水・防腐の塗料を塗って完成ですが、神社などの屋根に使われている檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根に施工する提案もありましたが、次回のアイデアとしてこれで終了です。


「日本野鳥の会」の餌台を楽しむ注意事項として・・・・
衛生管理を徹底して節度をもって行わないと、野鳥にサルモネラ菌等の感染症が広がることが起こります。新鮮な餌の提供と掃除を心がけなければなりません。また、野鳥の多くは春から夏の子育ての期間、虫などそれぞれの種に適した動物質の餌を主食にしています。餌台で不適切な栄養成分の餌を与えられると、ヒナは健康に育つことができないので、自然界に食物が豊富な春~夏にかけては、餌台を置くのは控えなければなりません。
これらのことに注意しながら、新たな鳥との出会いを楽しみたいと思います。


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