人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★2009年1月近隣の鳥たち -防鳥について-

2019年02月04日 | 野鳥

昨日は春一番かと思われるような暖かな風が吹き荒れ、予定の探鳥会へは欠席しました。

この風で我が家設置のバードフィーダー(餌台)が風で倒され壊れてしまいました。今日は家庭木工の師匠の友人中園さんへ修理をお願いに行きます。昨年末に定年退職して私と同じ年金生活者となりました。今後は彼の作るバードフィーダーを販売しようと画策しています。

今日は立春で晴れ渡り、農家は朝早くから名産のブロッコリーの収穫に大忙しです。

今年は暖冬で、いつになく小鳥たちが少ないことを心配しています。1月愛犬との散歩で出逢った鳥たちを中心に近隣で活動している鳥たちを紹介します。散歩の服装は通常と極寒時の服装です。カメラと双眼鏡を首にかけているのですこし姿勢が悪いですね・・・・

わたしにとっては大好きな鳥ですが、ここ二丈の田園の農家の皆さんには招かざる客で鳥害もひどいものがあります。野鳥の会の会報誌では、各地のハス田の防鳥網による野鳥への被害がシリーズで報告され、共存の在り方について模索しています。

お陰さまで二丈では鳥を死に追いやるような対策はありませんがいくつか紹介します。まずは防鳥網ですが、作物を寒さから守ることがメインのように思いますが、鳥の侵入を防いで作物を守ります。見ていると準備や収穫・後片付けと大変手間がかかるようです。

つづいてオーソドックスなカラスの死体をまねた黒いビニールです。擬似させて小鳥を近づけないことと、パタパタと音を立てて鳥を近づけないという効果があるようです。最近は少なくなりましたが、カラスの死体そのものをぶら下げているのも見かけます。これは仲間の死体を見て危険を察知してカラスを防ぐというものですが・・・・ネットによると死体による危険察知は、賢いカラスへの効果は皆無との声もありますが・・・・

「防鳥糸」は人の目に触れられるように黄色で染色しています。小型の鳥にはあまり効果がないようで、主にカラスとカモ類からの対策です。ここではペットボトルの音も効果音として工夫しています。実際、風で糸が鳴り、その音が竹を通じてペットボトルで、ブーーンと増幅して鳥を追います。

これは夜間のカモからコマツナを守るLEDフラッシュライトです。海にも近いこの付近は、夜の闇に紛れて作物を食い荒らすカモの被害も多く、大げさになりますが・・・・夜になるとこの点滅LEDライトとカモの声ガァガァと交差して夜の天文館(鹿児島)のようです。

農道を走っていて、大型の鳥が羽ばたいたのでびっくりして停車しました。動きからここにたくさん住んでいるトンビではなく、鷹だと思いましたが・・・・なんと風に舞っている凧でした。この鳥追いカイト鷹(ポール竿付)は約3,000円程度で販売されているようですが、風が吹くと凧の要領で鷹が不規則な動きで飛び回り害鳥を追い払います。

その他の爆音器などの防鳥機器や、鳥用忌避剤としての農薬も存在しているようですが、二丈の農家の方たちは害虫を退治してくれる鳥もあることからとても寛大なように思えます。

むいなか といも おっなか ここたいの といは しあわせ やっかもしれん

可哀そうな 鳥も いる中 ここらあたりの 鳥は 幸せ かもしれない。


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