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1月6日今年はじめての探鳥会に参加させてもらいました。所属する公益財団法人「日本野鳥の会」は、野鳥や自然を守る事業・野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業を主たる事業として、自然尊重の精神を培い、人間性豊かな社会の発展に資することを設立目的としています。(HPから抜粋)わたしもわずか数年間の入会ですが、野鳥を知ることで自然環境に対して敏感に反応でき、自然を憂う気持ちが強くなりました。日本野鳥の会ホームページは https://www.wbsj.org/
自然破壊にたいして心を乱される思いが少しでも防止につながるのではと思います。ブログへおいでの皆様へもこの思いで野鳥のことを投稿しています。ぜひ、みなさんも長い時間の中で育まれてきたこの多様な自然環境に対して、何か自分に出来ること始めませんか。
私のつたないブログへの来訪で、鳥がより身近になった方々がいます。釣りの友人藤井さんはこの頃海鳥に対する質問が多くなったり、バードフィーダー(餌台)に興味津々の中園さん、大阪の姪っ子たちは自宅の庭にできたムクドリの巣に一喜一憂したりと、身近な人たちが鳥に対して今まで以上の興味を持ってくれたことは嬉しい限りです。会員資格は特にありません。しかし、保護活動のための会費は必要です。あなたも参加してみませんか。
本日はカモ類が大勢帰ってきているでしょう。天気にも恵まれ参加者も大勢押しかけています。
参加名簿に記入して、参加費用として100円を寄付します。
ここ今津の探鳥会リーダは鹿児島同郷で、経験も知識も豊富で頼れる神園さんです。
いつもの自己紹介も終わり、午前9時探鳥会が始まります。
フェンスで囲まれた調整池には、ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが泳いでいます。写真の拡大した鳥はハシビロガモです。これ以降の遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne 掲載しています。
ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが私の観察範囲ですが、ベテランさんはこれ以外に、オナガガモ・キンクロハジロ・スズガモ・ホオジロガモなども確認していました。
葦原の中に私には初めての鳥タゲリを観察します。翼は金属光沢のある緑がかった黒色で、頭には後方へ伸びるかざり羽の美しい鳥です。
わたしにとっては愛犬ナツとの散歩で、かならずといってよいほど水路で出逢えるタシギを観察します。
皆さんにとってタゲリはもちろんですが、タシギも珍しいらしく長いこと観察しています。
稲刈りも済み、干上がった水路には多くのシギやチドリのエサを探した足跡が残っています。
葦の茎の虫をついばんでいるツリスガラを観察します。葦原が少なくなり生きていくうえでの厳しい環境を憂います。
現在は満潮となっています。シギチドリ類は潮が引き餌場が現れるまで岸で静かに待っています。双眼鏡では種類を確認できませんが、沖に珍しいカンムリカイツブリが浮いているとのことです。望遠鏡をのぞかせてもらいますが、あまりにも遠くこの鳥を確認したことがない私には、図鑑を見てもこの鳥だといえる自信がありません。かっこいいダンディなこの鳥を近くで観察したいものです・・・・
先月はたくさんの数が観察できたミサゴやチョウゲンボウなど、鷹類が全く姿を現してくれません。
カワウたちも潮に乗って上流部へ登って行った小魚たちを、引き潮で降りてくるのを待っているようです。
中洲でもサギ達が引き潮を待っています。
なお、この中洲には6種類ほどの鳥がいます。左から、クロツラヘラサギ・ヘラサギ、この2種類はXXサギと呼ばれていますが、絶滅の危機を迎え世界に2千羽もいない貴重なトキの仲間です。一番右がダイサギです。
左から糸島二丈でも身近なアオサギ・カワウ・この干潟で一番数の多いくであろうヒドリガモです。
前半のポイントで珍しいタゲリを観察し喜んでいましたが、ここにはたくさんの群れが休んでいました。
わたしたち以外も、写真愛好家の方たちでしょうか、大きな望遠レンズの付いたカメラで上空を飛び回るカモたちを撮影しています。
セメント護岸にはたくさんのハマシギたちが並んでいます。
拡大写真の左のハマシギは100羽ほど確認したそうです。右が大きめの鳥アオアシシギです。この中には2種類のシギがいます。
最後の観察ポイントにやってきました。
これで観察は終わりとなります。
途中ナイターライトのところにハシブトガラスの巣を見つけて観察します。
観察ルートは決められていますが、それぞれほぼ自由な観察会ですので、先頭と最後の人の間隔は5-10分程度離れてしまいます。
集合場所に着くと、すぐ近くのライトのポールに止まっているチョウゲンボウを誰かが見つけます。普段鷹類は飛んでいる姿しか見れないのですが、おかげでじっくりと観察できました。この鷹も下にはたくさんの人がいるのになかなか逃げようとはしません。絶対に危険のないことをわかっているのでしょうか。
本日の参加者は40数名で、観察した鳥は55種類でした。少しづつですが、私自身の鳥の図鑑も探鳥会のたびに種類が増えてきました。より多く声を聴きより多く姿を確認することが肝要と感じています。冬の「かも調査」は全国規模で行われる日本野鳥の会のイベントですが、先ほど私の住んでいる地域調査の連絡が入りました。まだまだ素人で足手まといとなるかもしれませんが、しっかりお手伝いしようと思います。
「よかぼうえんきょうや かめらがほひっかどん みのたけにおうた とぃみをせんとすまんど じやっどん だいかこてくれんけ」
いい望遠鏡や カメラがほしいけれど 身の丈に合った 鳥見をしないといけません しかし だれか買ってくれないかな
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