アースクエスト BLOG

シーカヤック アースクエストのブログです。

森海案内人養成講習

2013-09-22 20:45:00 | シーカヤックツアー
 NPO法人 森は海の恋人では、自然ガイドの養成講習、「森海案内人養成講習」を開催しています。講師として毎月さまざまなテーマで講習を行っていますが、今回は「シーカヤック キャンプツーリング」がテーマでした。

 受講生は、シーカヤック基礎(2日間)、レスキュー&ロール(1日)を経て、シーカヤックの大きな楽しみの一つ、キャンプツアーを実践しました。

 天気図を見て、天気予報を確認して、海図を見てコースの説明を受け、食材の準備や、パッキングを自分で行い、気持ちよい秋空の下、舞根湾に漕ぎ出します。


 この穴は、「穿孔貝」が作り出しています。シーカヤックからは、海と陸の狭間にある様々な地形・動植物を間近に見ることが出来ます。


 キャンプサイトに到着!早速テントを設営したり、晩ご飯の準備をしたりします。もちろん、「どこにテントを張るのか?」も、様々な状況を考えてから決めていきます。


 食事はmちろん、受講生が作ります。メニューは豚ショウガ焼き・ごはん・味噌汁。ツアーメニューは、これまでの講習でなにを狙って作るのか、カロリーや塩分は十分か、演出は?など、いろいろと学んだことを生かして考えてます。肉が多いのは、ゲスト役が肉好きだからだと思います。


 夜は、焚き火と灯油ランタンの明かりで過ごします。やわらかい炎の揺らめきが良いですね。


 食事の片付けが終わり、焚き火を囲んでのんびりしていると、きれいな月が顔をだしました。


 月の光に照らされるシーカヤック。美しい!!!


 翌朝、雲間からの日の出。気持ちよい朝!!!


 気合いを入れて漕ぎ出しますが、思った以上に風が強かったので、コースを変更・・・。


 風裏は穏やかなんですが・・・・・。


 強風のため、コースを変更して、早めにベースに戻って、午前中一杯はスキルアップ講習。その後、お昼を挟んでツアーの振り返り。
 当初の天気予報と、現場でのズレ。コース変更を決定した場所と、コース取りの理由etc・・・。天気図と海図を使って、風の読み方や現場での判断プロセスを復習します。


 2日目の強風で、コースが短くなってしまいましたが、それはそれで、良い経験になったのではと思います。通常のツアーとは違った楽しさがある講習でした。


・・・おまけ・・・
 通常のキャンプツアーでは、サイト設営や調理でなかなか時間が作れませんが、今回は受講生が食事を作っていたので、空き時間にちょっと実験。
 バックアップ用に持ち歩いているポケットストーブでお湯を沸かしてみました。
 固形燃料一個で、ラーメンを作るぐらいのお湯が沸かせました。けっこう楽しい装備です。