4/8奥松島ツアー

　サクラも咲いて、春本番！ですね。
　先週末から、強風でツアーキャンセルが続いていましたが、4/8はようやくツアーが催行できました。昼には風が強まると予想して、8時スタート！

　今日は、シーズンはじめのリハビリ漕ぎ！ということで、野蒜から畳石浦、鮫ヶ浦の宮戸島浦巡りコースを漕ぎました。

　このエリアは、うねりが入ってくることがほとんど無い、穏やかなエリアです。

　松島特有の、庇状に浸食された岩肌が続きます。

　潮汐での浸食と、雨での浸食が折り混ざった、複雑な岩肌が魅力的ですね。

　ミサゴが2羽ほど飛んでいました。岩場では、オオセグロカモメやウミウが繁殖準備中らしく、けっこう賑やかでした。　

　鮫ヶ浦の奥にある奇岩。つかみかかってきそうな雰囲気です。

　風も無く、穏やかに、のんびり漕ぎ進みます。陽気もポカポカ。

　風を警戒して、早めに出発、昼前に戻るプランでしたが、案の定11時前から風が吹き出してきて、素早く帰路につきました。矢本の上空では、ブルーインパルスがトレーニング中。

　最後は、結構な強風の中、スタート地点まで戻りました。

　春の初めから夏にかけては、昼前後から風が強まることが多々あります。8日も天気図上は等圧線も緩くて穏やかそうでしたが、移動性高気圧の北の縁に当たっていました。こんな日は、午前中は穏やかでも、油断は禁物。局地予報などで午前中が穏やかで、昼前から5m/s以上の予報が出ているときは、状況にもよりますが慎重な判断が必要です。ちなみに、この日の予報は12時の時系列予報で8m/s（西南西）の予報が出ていました。

　以前、女川湾を漕いでいたときに、漁師さんから春は雨が一粒でも落ちてくると、だしかぜ（西風）が吹くぞ！と言われたことがあります。8日も、8時前後ににわか雨が降っておりました。

　シーカヤックツーリングの大敵の一つは風。強風の兆候を逃さずに捕らえる目と、天気図から気象の変化を読み取る知識を磨いていきたいですね。

　最近、ツアーの開始時間を早めたいな-と思っています。朝出艇・ティータイムをはさんで、昼前にツアー終了だと、キャンセル率もぐっと下がるな-と。釣りや山に世界では、早朝の出発が定着してますね。今後の課題です。