幸せは どんなときも 私の中に・・・
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心地よい風が吹く、あたたかな一日でした。
歩くのが極端に遅くなった母と、公園へ運動がてらのお散歩を。
見えないせいで、自動車の音や、遠くで遊ぶ子どもたちの声、その他ちょっとした物音に敏感で、
しっかり腕を組んで大丈夫だよって声をかけても、不安や怖さが湧いてしまう様子。
ちょっと歩いたら疲れてしまうので、ベンチに座って、ポケットに入れてきたチョコレートを、
母の口にもひとつ。
野鳥のさえずり、高いところでサワサワいういろんな木々の葉擦れの音・・・
母も安心して、頬をなでる風と自然がもたらしてくれる音に、心地よさを感じている様子。
私は思わず歌が・・・。母も知っている歌だったので、誰もいない公園のベンチに座って、
親子の合唱~
「みどりのそ~よ~風、いい日だね~」
あまり運動にはならなかったけれど、楽しいひとときでした。
戻ったらもう、母の記憶からは、ひとかけらも取り出せなくなっているのですけれど。
明日の予定だった父のワクチン接種が、キャンセルの人がいたとのことで急遽
今日になりました。かかりつけの個人病院なので、予約も、1時間電話をかけ続けたらつながり、
すんなり予約できたのですが、さらに早まるとは。
何事もなく受けられ、接種後も元気にいつも通り動き回っていました。
さっき電話したときも元気で、安心。
母のかかりつけは大きい病院なので、定期通院日に診察を受けた後じゃないと予約できないそうで、
早くても7月に入ってしまうとのこと。
我が家よりちょっと遅れて、昨日実家の畑にも苗を植えました。
父はもう、腰などが不調のせいで気力が湧かないようですが、
手をかけなくても育つから!と無理矢理植えました(笑)
実家の庭の植物たち。。
「わたし、誰だか分かる?」
「みやびは、シャクヤクだと思っていたみたいだけれど、
私は、牡丹。ぼ・た・ん~!」
矢印の蕾の先っぽがとんがっているのが牡丹。丸いのがシャクヤクだそうです。
葉っぱのつやも形も違います。やっと分かるようになった私
こちらは実の成るもの。な~んだ?
先週↑
今週↓
正解は・・・ポートランド。ブドウです。
今年もたくさん成りそうです
これも実が成ります。毎年登場してますが・・・不老不死の実と言われる・・・
花が枯れてその根元の膨らみが黒くなり・・・
ハスカップの実になります。収穫は1ヶ月後かな。
最後は・・・札幌の木!
札幌の花はスズランですが、木は・・・
ライラック(英名)。リラ(フランス名)。市民は普段ライラックと呼びます。
和名はムラサキハシドイ。でも白や淡いピンクもあります。
お友だちが、よく「ラッキーライラック」の写真を載せていて、いいな~と思っていたら、
実家のライラックには、ありました。
どれのことか分かるかな~
花びらの数に着目してね。
一枚葉が多いクローバーが、幸せの四つ葉と言われるように、
ライラックは、普通4弁の花びらが、5弁あると、ラッキーライラックと呼ぶそうです。
ライラックはと~っても甘やかな好い香りがします。
そしてなんと、エディブルフラワー!!食べられるのだそうです!
急に興奮(笑)
渡辺淳一の小説「リラ冷えの街」の中にも、
「その花を飲み込むと、愛する人は永遠に心変わりしない」とか言う内容の台詞があるようです。
もう忘れてましたが。恋のおまじない?
それはともかく、食べられるお花だと知って、明日すぐ、食べてみたくなる私。
サラダのトッピングとか・・・きれいだなぁ
食べるで思い出しました。
松ぼっくり!食べたことある方はいらっしゃいますか~?
アノ乾燥した松笠、松ぼっくりになる前のです。
実は薬効が高いらしく・・・好奇心の強い私は・・・食べてみようと思い・・・・
全然関心のなかった家の松を見ると・・・ちゃんと実っているのでした。
左が大きい種類の松ぼっくり。右が小さい種類の未熟な松ぼっくり。
2センチくらい。小さいのです。
このあまり美味しくなさそうな見かけの緑っぽいのを、
そのまま食べるわけじゃなく、ジャムや蜂蜜漬けにしたり、オイル漬けにしたりして、
そのエキスを食べるようです。
というわけで・・・
もう数日漬けてから、味わってみようと思います
さて、お月様が影からまた姿を現して、皆既月食が終わりになりそうです。
家の中から見えるので、時々窓を開けて眺めていました。
皆さんの所からも、見えたかな~
それでは、だらだらの記事を読んでくださったあなた様、ありがとうございました。。。
2週間前、まだ雪が残っていました。
3月29日の今日は・・・午後3時の気温が16℃もありました。雪はもうありません。
そして・・・ついにお花の色彩が、目覚め始めました!
我が家の一番乗り
・・色彩と言うにはあまりに控えめですが、畑の中で花開いた・・・ハコベちゃんです。
畑の外には・・・これはくっきりまぶしい色!クロッカス!
蕗の薹は、家の裏でどんどん花を開かせています。
↑これは蕾ですが、なぜかほとんど雄花です。
雌花は、探し回ってようやく見つけました。
雄花が多い理由を、そのうち調べなくっちゃ♪
さて、蕾のうちに春のエネルギーをいただきましょう。
灰汁で、切り口からあっという間に茶色くなるので、大急ぎで刻んで炒めます。
みりん、お味噌、少量お砂糖で、「蕗の薹味噌」。
ニンニクオイルで炒めてアンチョビを入れると、イタリアンな「蕗の薹ソース」。
どちらも美味しいです。大きめに切ると蕗の薹感強めで食べ応えあります。
これは、蕗の薹ソースとたらこで・・・
今朝は、とりたての生の蕗の薹を、粗く刻んでお味噌汁でいただきました。
冬の間に体に蓄積された物を解毒してくれる、ありがたい春の香り・・・
今年も、大地の恵みを、ありがたくいただくことができる一年でありますように・・・
最後に実家の庭の一番乗り!福寿草を・・・