夏の終わりの三日間。
弟と甥・姪が実家に来ていました。
大人になった孫達と過ごす両親の、貴重な貴重な時間・・・
3歳の時、命に関わる大変な病気になり、
長い入院生活の末に奇跡的に助かった甥は、
今は理学療法士となって、高齢者施設で働いています。
おじいちゃん、ちょっといい?と、腰の悪い父にお手当
この後母にも、療法士としての腕前を体験させてくれていました。
とっても心の優しい素敵な子です。
姪は生まれてすぐに、入院したお兄ちゃんにつききりになった弟夫婦に代わって、
実家で父と母が1年近く育てていました。
今は、可愛い外見からは想像ができない努力で入った大学で、
これまた驚きの政治学を学んでいて、そして、やっぱりとても心優しい
夕食後、父と並んで食器を洗っている後ろ姿・・・
帰る日の朝、皆でテニスをしました。
昔はテニス部主将だった父は、やりたそうだったけれど・・・さすがにちょっと見に来ただけ。
4年間の最後の看護実習も終わり、国家試験に向かうのみの我が長男。
そして、するつもりはなかったのに我慢できずにラケットを持ってしまった私
7年ほど前にバトミントンでアキレス腱を切ってから、
卓球以外のラケットは、恐くて持たないようにしていたのですが・・・
やっぱり、すごーく楽しくなっちゃって、
こんな服装で汗びっしょりになるまでやってしまいました。
普段会えない弟親子との時間・・・
記憶が即消え、最近は誰が誰か分からなくなることが多い母ですが、
目の前にいたときは、ちゃんと孫達のことを分かって普通にお喋りしていました。
記憶は消えても、優しい孫達の温もりは、
ちゃんとどこかに残ってるよね・・・
所属しているサークルが、北海道新聞社や北海道社会福祉協議会が主催する、
「道新ボランティア奨励賞」を受賞することに、
決定し、道新朝刊に正式発表されました
いろ~んな方達のおかげです!感謝感謝・・・
まっすぐな雨が、何日も降り続いています。
あんなに暑かった家の中も、気づくとヒンヤリ。
お盆と共に、夏も終わってしまうのでしょうか。
でも、今日は、素敵な尾畠さんのニュースを追っかけて、
とっても爽快な、あたたかい気持ちでいます。
世の中に恩返しがしたいと、山や被災地などで逞しく、ひたすら無欲に、ボランティアを続けてきた方。
大勢で何日も探して皆あきらめかけたときに、そんな方が行方不明だった男の子を発見したことは、
天の計らいとしか思えないできごとでしたね。
インタビューに答えていらした内容も、本当に爽快!
日焼けした笑顔は、芯が通り肝の据わった善良な山男の笑顔で、
きっと日本中の人が、嬉しくってテレビの前で笑顔になって、胸が熱くなったのではないかしら。
尾畠さん、ありがとうございます
さて・・・
本日はお盆明け、送り火の日でしたね。
宗教心薄くお盆の風習も経験せずに育った私ですが、
去年からちょっぴりまねごと。
今日は雨で、外での「送り火」はできないので、その代わりに??
祭壇の前で「送り歌」?を奏でました・・・
って、、流石に歌はやめて、オカリナで、しかも、ご先祖様というより亡き夫に向けてですけれど。
「セイリング」と「海の声」・・・
聴いていたかなぁ
空の声が知りたくて 風の声に耳澄ませ
海の声が知りたくて 君の声を探してる
本当は、彼が旅する天の海に向かって、本当の海辺で吹きたい!
でも、「やめてくれ~」って言われないくらいに、上手にならないとね。
いつか、いつか、きっと・・・ね。
小さな夢。。。