仙台駅の東側、新寺通りの北と南には、由緒ある寺々が数多くあります。葬儀はもちろん、檀家でもない限り、訪れることもありませんでしたが、🌸が開花、公園での花見ならぬ、”人見”も疲れるので、勝手に「新寺🌸小路」と命名し、桜満開の駅東の寺々を回ることにしました。
こちらは、新寺4丁目の曹洞宗五峰山「松音寺」です。積極的にお寺の情報を発信しているので、是非ご確認ください。「松音寺」のHPは こちらです
訪れる方も多く、境内は、きれいに整備されてます。
境内左手の鐘楼には、第二次大戦の供出を免れた鐘があります。
道路を隔てた墓地に向かえば、桜満開です。
こちらのお寺が素晴らしいのは、参拝者にもやさしく、赤いもうせんと床几台が設置されていることです。ここに座り、桜を愛でながらお弁当を開き、お酒をいただいたりするもOK。
実際、檀家さん向けには、お弁当も用意され、ミュージシャンによる演奏会もありました。
ツツジのピンクがまた際立っていました。
日差しも柔らかく、絶好のお花見日和です。
ちょうどお寺の向かい側に、お餅屋の「萩乃屋」があり、お団子2つ購入。
花見気分を味わいました。
続いて新寺通りをわたり、新寺五丁目の曹洞宗錦柳山「洞林寺」にやってきました。
こじんまりしたお寺ですが、道路からもよく見える桜に導かれました。樹齢250年の立派な枝垂れ桜です。
花まつりの甘茶をかけました。象の甘茶台がユニーク。
枝垂れ桜が美しい「洞林寺」のHPは こちらです
新寺小路というと、元寺小路があって比較的新しく設置された寺々と思いがちですが、江戸初期に「八塚」と呼ばれたこの付近を整備し、遅くとも1600年代後半には、新寺小路と呼ぶようになったとされています。仙台城下の拡張とともに、ある意味再開発で、移転されたケースが大半のようですので、歴史的価値は、引けを取りません。東口の寺社を巡り、さらに”街探”していこうかと思います。