昨年夏から広瀬川の両岸を”街探”していますが、ちょうど宮沢橋から広瀬橋、そして千代大橋をわたり中心部までもどる広瀬川散策イベントがあり、参加することにしました。
河原町駅で集合、宮沢橋のたもとで広瀬川東岸堤防を南下します。(郡山堰付近)
市内中心部を流れる広瀬川ですので、トイレなどの休憩場所も多く、付近の桜も満開でした。
今回の広瀬川を散策するイベントは、人気があるようで、男女40人ほどが参加されていました。
広瀬橋を越えて、新幹線・東北本線の先に、「旅立稲荷神社」があります。
藩祖伊達政宗が仙台から出府の際に、道中安全を祈願したとされています。
いざ江戸への参勤交代の折、旅の無事を祈る神社、川のたもとに鎮座し、境内は小さいながらもその雰囲気は十分に感じ取れます。
さらに南下すると川幅も広くなります。
いたって平坦です。この堤防のみちは、名取川と合流して、最終的には、藤塚、かわまちてらす閖上まで続いています。
以前は、自転車で五橋をスタートし、宮沢橋の堤防から入り、閖上までよく往復(30㎞位)しましたが、最近はさぼっています。
ジョギングしている方も多数。
対岸は八本松マンションですね。
個人宅の庭でしょうか、紅白がくっきりときれいでしたので思わずワンショット。
千代大橋をわたり、北上します。
車を河原町の駐車場に置いていたので、長町方面へ向かう散策ツアーとは、八本松付近でお別れしました。マンションの端にこの「八幡宮碑」があり、なんでも河川敷から出土したものとか。
さらに北上し、広瀬橋を越えると、広瀬橋の桜とこの「橋姫明神」があります。
広瀬川の氾濫を静めるために人柱になったという娘を供養するため、明神社が建立されたという橋姫伝説です。
仙台市内、交通の要衝ともいうべき広瀬橋のたもとに人柱伝説があり、お社が地域の皆さんで守られているのは、驚くばかりです。
日向ぼっこするには、格好の場所です。
名取川と広瀬川を結ぶ「木流堀」の合流付近です。かつては、名取川上流から城下町への材木を運ぶ貴重な流路だったそうです。
水面で黒く動いているのを見れば、50~60cm位の鯉が30匹位かたまって泳いでいます。
ツインタワーマンションと郡山堰の対比の風景、そしてゴォーと堰を下る川音、安らぎの一瞬です。
堤防のコンクリの上、ハクセキレイが2m先まで寄っても逃げません、スマホでもそれなりに。
宮沢橋まで戻り、地下鉄河原町駅の先、舟丁の石橋屋跡までやって来ました。枝垂れ桜がどうなっているか心配でしたが、今年もきれいに咲いて、一安心ですね。
やはり広瀬川沿いはいいですね、花粉や黄砂が落ち着いたら、しばらくぶりに、かわまちてらす閖上まで自転車で往復してみようかと・・・。