泉区を中心に神社仏閣や古碑など歴史的遺産を巡るサークル「いずみ郷土史探訪会」主催の「定義古道(滝の上~下道)を歩く」イベントに参加、すっかり古碑を探る魅力にハマりました
集合は、極楽山西方寺(定義如来)の駐車場、西方寺にお参りし、バスで一旦2つほど停留場を仙台方面にもどり、そこから古道に入り、また西方寺にもどる行程です。
今回、「いずみ郷土史探訪会」としては、泉区を飛び出し、青葉区に遠征となりましたが、それには理由があります。根白石はかつての奥州街道沿いの集落、定義如来信仰の参詣者が定義に向かう中継地点、定義道と呼ばれた古道がいくつもあり、県北、岩手方面からの参詣者も多かったそうです、たしかに昔は、泉区も青葉区もありませんからね・・。
平日の10時前、さすがに参道には、人気はありませんが、あの三角あぶらげの「定義とうふ店」には、オープン前にもかかわらず人が集まりだしています
シックな感じの「はやとみ」さんを過ぎ、
旅館「定義館」の奥に大きなイチョウ、
左手に、早坂家本家氏神社があり、参拝、定義如来西方寺を代々お守りしてきたのが、早坂家本家です
いよいよ西方寺御廟貞能堂へ、まずは山門
「六角堂」は、昭和2年に茅葺から建て替えられましたが、こんな杉の大木があったんですね
裏手にまわり、連理のけやき、縁結びのご神木です
続いて、本堂へ
ステンドグラスでできた大天蓋です、きれい
五重塔は、昭和61年に、本堂は平成11年に完成、年月を経るといい意味で渋みがでてきます
「定義とうふ店」にもどり、三角油あげを予約、なんでも午後になると売り切れになることもあるそうで、すでに実食中の方も多数。
ここからが本番です、バスで一旦、仙台方面に2つほどもどり、右手にそれて
大倉川渓谷の橋を渡ります
しばらくすると高森石碑群があります
すぐ近く、滝の上バス停前に下平石碑群があります
ユニークな石碑がいくつも
その姿・表情を見るだけでも楽しいものです
この先、いよいよ定義古道(滝ノ上口)の林道に入ります
林道を進みます
たしかにかつての古道の痕跡のように道々に古碑が連なります
一部倒れたままの石碑もあります
実は今回の歴史探訪会を開催するにあたり、「いずみ郷土史探訪会」では、事前に古道路を確認されていたとのこと、頭が下がります
あまり歩く人もなく、知る人ぞ知る道です
定義峠付近の石碑
ここから西方寺が望めます、参拝者も安堵したことでしょうね
定義側の古道入口付近、下道石碑群Aです
高見沢石碑群です
目の前が定義駐車場の下道石碑群Bです
「定義古道」というあまり聞きなれない道、でも確かに信仰厚い寺社仏閣があれば、古代中世から現在とは違う道筋があったのは容易に想像がつきます。古道を巡る楽しみにハマってしまいました
寺岡市民センター内サークル
「いずみ郷土史探訪会」に感謝です