本文は、中国伝統文化をルーツとする筆者からみた日本料理の合理性と、その食文化にもとづく日本人の健康についての理解を深めるものです。日本人の皆様にとりましても、このような文化的背景があることを再認識という意味で、興味深い視点であろうかと思います。
日本に「一物全体(いちぶつぜんたい)」という養生観があることは、よく知られています。これは、生物は全体のバランスをもって生きているため、それを食物として摂取する場合、その全体を食するのが良い、という考え方です。
それはまさしく「日常の飲食で、体のもつ陰陽の均衡を保つため」ですが、では本当に実際の生活の中で、日本人は、その食物の全体を食べているか。例えば、大きなマグロを一匹、豚を一頭食べているかというと、もちろんそうではありません。
普通の鶏卵や玄米であっても栄養のバランスはとれるのですが、それだけではどうしても単調になります。では日本人は、どのようにしてこの問題を解決しているのでしょうか。そこで注目されるのが、日本料理が大切にする「五味五色」の調理法です。
- 日本人は、なぜ飲食による養生を重んじるのか
- 「五行」と「五臓」の関係について
- 日本料理は「五色五味」の調理で五臓を整える
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医食同源 日本料理にみる五行思想とその実践
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