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ある研究によると、就寝時に香りを嗅いだ高齢者の記憶力が著しく向上しました(Syda Productions / PIXTA)
香りは数年前の記憶を呼び起こすかもしれません。最近の研究では、香りが記憶力などの認知機能を向上させることも発見されました。この研究では、高齢者が夜寝ている間に香りを嗅ぐと、認知機能が驚くほど向上することが示されたのです。
カナダの感覚研究者であるエインズリー・ホーソーン氏は、『サイコロジー・トゥデイ』のウェブサイトに、神経学的に、香りが記憶にそのような影響を及ぼすのは、人間の脳の中の扁桃体と海馬が、香りに関連した情報を処理するからではないかと書いています。
ホーソーン氏は、高齢になるとほとんどの人が味覚に対する感受性を失い、認知症や認知機能の低下、さらにはうつ病を引き起こすと指摘しています。しかし、定期的にさまざまな香りを嗅いでいる高齢者は、過去の記憶を呼び起こすだけでなく、脳機能を強化できるというのですね。
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