2018年10月19日、米ニューヨーク (Christopher Furlong/Getty Images)
新型コロナウイルスの大流行の影響でニューヨーク市の人口は50万人近く減少したことが米国国勢調査局の報告書で明らかになった。その大半が人口密度の低い州や温暖な気候を求めて南部の州に移動したとされる。
18日に発表した報告書の中で、2020年4月から2022年7月の間に46万8200人以上の住民がニューヨークを離れたことを明らかにした。これはニューヨーク全人口の5.3%にあたる。特に2020年から2021年の人口流出は約28万1000人と顕著な減少が見られた。
また、カルフォルニア州サンフランシスコでは7.5%の人口減少が見られたほか、ルイジアナ州レイクチャールズが6.9%、マサチューセッツ州リビアが5.9%と3都市がニューヨークの減少率を上回った。
一方でニューヨークは依然として、830万人以上の人々が住む、米最大の都市であり続けている。マンハッタン区はここ数年で人口が増加した唯一の行政区で、2022年には1万7472人増加した。
380万人超が生活し米国で人口が2番目に多いロサンゼルスも......
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