新型コロナウイルスが初めて出現してから5年、新たな呼吸器ウイルス「ヒトメタニューモウイルス(hMPV)」の感染が中国国内で広がり、多くの人々に5年前のデジャヴ(初めて経験することなのに親しみや懐かしさを感じること)を感じさせている。この事態は新たなパンデミック発生への懸念を引き起こし、周辺国や地域、さらには海外メディアでも関心が高まっている。
hMPVは急性呼吸器感染症を引き起こすウイルスであり、一般的な症状はインフルエンザに似ている。咳、発熱、鼻詰まり、呼吸困難といった上気道感染症状が主だが、重症化すると気管支炎、肺炎、喘息、耳感染症などの合併症を引き起こすことがある。特に5歳未満の子供、65歳以上の高齢者、免疫力の低い人々は重症化リスクが高い。
最近、中国国内の病院が患者で溢れている様子を捉えた写真や報道がソーシャルメディアで広まり、hMPVが新たな大流行を引き起こすのではないかとの不安が広がっている。
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コロナ発生から5年 中国で新たな呼吸器ウイルス「hMPV」が拡大
コロナが初めて確認されてから5年が経過した現在、中国では新たな呼吸器ウイルス「ヒトメタニューモウイルス」の感染が広がり、パンデミック再来への懸念を引き起こし、周辺諸国や国際メディアの注目を集めている。
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