中国で相次ぐ「不都合な経済データ」の公表停止。この現状に、中国経済に対する不安がますます広がっている。イメージ画像。(China Photos/Getty Images)
中国経済の衰退が加速するなか、若者の失業率の公表が停止されたように、発表することが「当局にとって不都合な経済データ」について、その更新が相次いで停止されている。
若者の失業率に続いて公表が停止されたのは、中国語で「失信被執行人」と呼ばれる対象、つまり犯罪や借金返済などの債務不履行によって社会的信用を失った者に対してペナルティとして冠せられる「信用失墜者」である。その人数の公表が、ストップされたというのだ。
2023年11月6日以降、中国の最高裁「最高人民法院」の「中国執行信息公開網」が公表してきた「信用失墜者リスト」が今月6日の849万6435人を最後に、その数字の更新を停止した。
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