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高智晟著『神とともに戦う』(54) “黄じいさん”の暴力的立ち退きから1年①
悪人が結託して悪さをすることにかけて、中国は「悠久」の歴史を有する。同じく、中国において、そのような「悠久の価値観」は、後代になればなるほどエスカレートするのである。中国の改革開放から今日まで約30年。その間に、結託した官僚と業者の悪行と、それで得た悪名の高さは、とっくに歴史上の悪人のそれを上回っているのだ。
これらは決して、口からでまかせを言っているのではない。もちろんきちんとした根拠がある。黄じいさんの災難発生から後の1年間に私が受け取った、全国各地の虐げられた公民の手紙には、血涙(けつるい)のにじむ訴えもあった。ぜひ、以下の抜粋を読んでいただきたい。
広州の段(だん)さんという教授の手紙には、こう記されていた。
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