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中国経済の疑問 金融崩壊は一体いつ訪れるのか(2)

2023-07-06 | 時事・ニュース

暴力による抑圧は一時的に危機を抑えることができても、危機を引き起こす大量の不良債権を解消することはできない。中共は銀行の不良債権を剥がすことで、その負担を一般市民に転嫁した(Ed Jones/AFP/Getty Images)

 

前回:中国経済の疑問 金融崩壊は一体いつ訪れるのか(1)

 

しかし、暴力による抑圧は一時的に危機を抑えることができても、危機を引き起こす大量の不良債権を解消することはできない。中共は銀行の不良債権を剥がすことで、その負担を一般市民に転嫁した。
 
経済学者の陳志武氏は、中国政府が無限の権力を持ち、自らが適切と判断する方法で資源を誘導し、苦痛を分配し、危機を回避していると述べている。それは一般市民にとって理解するのは難しい。
 
具体的な例として説明する。1999~2000年にかけて、中共の四大銀行(中国銀行、工商銀行、農業銀行、建設銀行)は、膨大な数の不良債権を抱え、倒産の危機に瀕していた。
 
それに対し、当時の江沢民政権は......

  • 大中銀行の上場と資金調達、リスクの国内外の株式投資家への転嫁
  • 人民元デジタル化を利用して銀行危機を更に解消

【続きはこちら】

 

中国経済の疑問 金融崩壊は一体いつ訪れるのか(2)

中共自体が様々な危機の原因であり、中共は絶えず危機を作り出し、また絶えず危機を処理し、そして引き続き危機を作り出し、再び危機を処理するという無限ループに陥ってい...

 

 


 

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