米国のドン・ベーコン下院議員。2023年1月10日撮影 (Photo by Drew Angerer/Getty Images)
米国務省のメールアカウントに不正侵入した中国当局とつながりのあるハッカー集団が、台湾支持を表明しているドン・ベーコン下院議員のアカウントに不正に侵入していたことがわかった。
べーコン氏は14日、FBIから不正侵入の通告受けたとSNS「X(旧ツイッター)」に書き込んだ。投稿によれば、5月15日から6月16日にかけて中国ハッカー集団がマイクロソフトのソフトウェアの脆弱性を利用して、議員の個人的なメールと選挙運動用のメールに侵入していたという。
「これは『ユーザーエラー』によるものではない」「中国共産党は我々の友人ではない。彼らはサイバースパイ活動に非常に積極的だ」と憤りをあらわにした。
米政府は7月中旬、中国当局とつながりのあるハッカー集団が5月以降、米国務省や商務省を含む25組織のメールアカウントに不正侵入していたと発表した。影響を受けた政府関係者には、ニコラス・バーンズ駐中国大使やジーナ・ライモンド商務長官らが含まれている。
中国のハッカーがどのような情報を狙っていたのかは不明だ。べーコン氏の事務所広報担当者はエポックタイムズの取材で......
- 巧妙化する中国のサイバー攻撃
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