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このほど、英国ロンドンにある「ブリックレーン」エリアの「落書きの壁」が白く塗り替えられ、その上に中国政府の宣伝する「社会主義核心価値観」が上書きされた。そこに、さらに「二次創作」が加えられて話題となっている。(著名なツイッターアカウント「李老师不是你老师(李先生はあなたの先生ではない)より」)
- 論評
社会主義は、すべての人々を同じレベルに置くというイデオロギーとして売り出されている。同志たちは共に働き、豊作の時には一緒に楽しみ、物資が乏しい時には一緒に苦しみ、美しいユートピアの兄弟愛を形成するのだ。少なくとも、それが主張されている。
それは素敵な幻想だ。しかし、それは不幸にもただの幻想に過ぎない。実際に私たちには、100年以上にわたる社会主義体制から学ぶことができる。
ほんの数例をあげると、ソ連、北朝鮮、ベネズエラでの殺人、拷問、監視はよく知られているが、これらの国の指導者たちがその国民と共に苦しむ姿を見たことはあるだろうか?
確かにそうだ。平等を口にしても、トップにいる社会主義者たちは、自国民と比べてかなり良い生活をしているようだ。
ソ連から始めよう。
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