韓国の尹錫悦大統領は、最近行われた弾劾審判の第2回弁論で、「国会議員選挙の不正」が戒厳令発令の理由であると明かした。この発言により、長らく議論の的となっていた昨年4月の総選挙が再び注目を集めている。また、韓国の専門家はシンポジウムを開催し、選挙不正だけでなく、中国共産党(中共)の介入があったと強調している。
選挙におけるデジタル技術や情報技術の活用が進む中、専門家たちは外部勢力による選挙介入を懸念している。分析によると、選挙不正の背後には中共が深く関与しており、技術的手段を用いて選挙結果に影響を与えた可能性を指摘している。
黄金律法律事務所の代表、朴柱玹さんは新唐人テレビの取材に答え、選挙管理委員会に行き、その周辺の防犯カメラを調査した際、スマートフォンのWi-Fi機能を試しにオンにしたところ、華為(ファーウェイ)の信号を検出した事を語った。選挙管理委員会付近で華為の信号が表示されたことに朴柱玹さんは大きな懸念を抱いている。
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選挙の不正? 韓国大統領発言の真偽は 中央選管委付近でファーウェイの信号が検知の情報も
戒厳令発令の理由を韓国の尹錫悦大統領は『国会議員選挙の不正』だと述べた。そうした中、あるシンポジウムでファーウェイの信号が選挙管理委員会付近で検知され、その事で中共の関与を疑う声が上がっている。
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