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よく知られているように、弁護士が社会正義を実現する主なルートは、刑事事件における弁護である。しかしながら、中国では弁護士が右肩上がりで増える一方なのに対し、弁護士が関わる刑事事件はむしろ減っている。これは決して、弁護士が刑事事件を軽視しているためではない。実際には、弁護を必要とする刑事事件の被告人はいくらでもいる。
だがその一方で、弁護士が逮捕される事件が毎年数十件も起こっており、弁護士自身の権益すら保障されていないという現実が横たわっているのだ。
データが示すように、中国では弁護士が関わる刑事訴訟の案件すら、99%以上に有罪が下されている。これに対し、英国は54%以下だ。現行の行政機関・警察・検察・裁判所が癒着して腐敗してしまったシステムにおいては、弁護士はほとんど何の役割すら果たせないのに等しい。
このような現実を前に、弁護士を信頼する人などいるのだろうか。
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