収入減少や交通費の高騰などの原因により、今年の旧正月の帰省者数は例年より激減していることがわかった。画像は、新年期間中、若者が帰省せず、高齢者しかいない東北部の村(中国のSNSより)
今年の旧正月(元旦は2月10日)をはさむ長期休暇の帰省人数は、例年に比べて激減していることがわかった。
中国経済全般における不景気のあおりで、失業や給与の削減、さらには給料未払いが長期にわたるなどのマイナス要因に加え、移動にかかる交通費の大幅な値上げなどがその原因であるという。
日本の各メディアに映るのは、旧正月の休暇に帰省する人々の混雑ぶりや、海外旅行で来日する観光客の多さであるかもしれない。しかし、その一方で、中国SNSには「今年は、とても新年を祝う金もないし、お祝いの気分にもならない。だから帰省したくない」という声も溢れている。
SNSに投稿された動画のなかに、ある「静かな」河南省の村があった。この村では、出稼ぎに行った若者たちの多くは帰省していない。
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