ヨーロッパ最古と言われるボローニャ大学の大学棟アルキジンナジオ(ironstuff / PIXTA)
18世紀、イタリアに数学の天才が誕生しました。その名はマリア・ガエターナ・アニェージ(Maria Gaetana Agnesi,1718年5月16日-1799年1月9日)です。微分・積分の教科書を初めて著し、ボローニャ大学教授となったことで知られています。
アニェージは11歳のころ、すでに7か国語に通じており、20歳の時、彼女の父親は自ら資金を出して、娘の論文集を出版しました。この191ページに及ぶ論文集には、哲学や物理、化学、生物学、鉱物学、そして、女性教育の問題などが含まれています。アニェージもこの本で有名になり、様々な学術の交流会や、博学で、権勢がありお金持ちの上流社会の弁論会に参加するようになりました。しかし、祈祷や慈善活動、静かに研究しているほうが好きな彼女は、間もなくして上流社会での日々に飽きたのです。
父親の説得の下、彼女は修道女になることを諦め、研究に没頭するようになりました。
【続きはこちら】
女性天才数学者アニェージの生涯を更に輝かせた善行
18世紀、イタリアに数学の天才が誕生しました。その名はマリア・ガエターナ・アニェージ(Maria Gaetana Agnesi,1718年5月16日-1799年1月9日)です。
◎合わせて読みたい:
【ものがたり】 虎の恩返し
「善」は美徳であり、プラスエネルギーの循環をもたらします。人々を感動させ、天地万物も感動させます。ここで、中国の唐の時代に、山河に隠居していた人が善行を行い、虎...
恐ろしい疫病にかからない人とは
歴史上で起きた数多くの疫病は、悲惨な結果をもたらし、人々に死の恐怖を与えました。しかしその中でも無事に生き延びた人がいます。
富める家に生まれた12歳の少年が、慈悲の心を持って貧しい人を助ける
麻城県に、ある縉紳(しんしん)がいました。彼は、長い間かけて貯めた資金を使って、20年前に売り払った20数畝の土地を取り戻そうとしていました。
◎おすすめ:
進化のときを迎えている ~「人類はなぜいるのか」に寄せて
法輪功の創始者、李洪志氏が2023年の新年に著したメッセージを読み、氏の強い信念と人類愛を感じました。いま、私 […]
「浄化されたような気持ちに」「徳を積むことこそ幸せになる基本」李大師の言葉に反響続々
不動産会社で秘書を務める高木由紀子さんは李洪志先生の文章「なぜ人類はいるのか」を読み「全身の力が抜けて浄化され […]
欧米の読者が先を争って『なぜ人類はいるのか』を広める
法輪功創始者である李洪志氏の文章『なぜ人類はいるのか』が発表されて以来、英文エポックタイムズには読者からの感想 […]
◎トップニュース:
フロリダ州議会、ディズニーとの契約取消を可能にする法案可決
[4日 ロイター] – 米フロリダ州の上院議会は4日、デサンティス知事が任命した監督機関が、すでに […]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます