安徽省蕪湖市の病院がこのほど、医療費の過大請求で摘発され物議を醸している。イメージ画像。ICU(集中治療室)。(ALBERTO PIZZOLI/AFP via Getty Images)
今の中国において、病院をはじめとする医療現場の「闇」は限りなく深い。
安徽省蕪湖市にある、同市でもトップレベルの医療を誇る病院がこのほど、医療費の過剰請求で摘発された。過剰な検査や無駄な治療、薬の過剰処方などをしていたという。
最近、その内情を暴露する、ある文章が中国のSNSで拡散されて話題になっている。その文章につけられたタイトルは、次のようなものだった。
「名門校出身の博士が語る:私は、病院が私の父親から10万元(約206万円)の医療費を過剰請求したことを、いかにして突き止めたのか」
この文章は、ICU(集中治療室)で117日間の治療を受けた後に亡くなった安徽省のある患者の遺族が、各種の請求書を精査分析した結果、病院がみだりに医療費を請求していた事実を突き止めた内容となっている。
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