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麻疹(はしか)ワクチンがいかに自然免疫を変える?「抗体」は本当に必須か(中)

2024-03-15 | 自然・科学

2019年4月26日、ユタ州ソルトレイクシティのソルトレイク郡保健局のカウンターに置かれた、メルク社製のMMRワクチン(麻疹・おたふく風邪・風疹)のボトルと10本入りパック。 (George Frey/Getty Images)

 

前回:麻疹(はしか)ワクチンがいかに自然免疫を変える?「抗体」は本当に必須か(上)

 

  • 「非定型麻疹」

米国で最初に認可された麻疹の不活化ワクチンは、4年間(1963〜1967)使用した後、一時的な免疫しか得られないことが判明した。後に麻疹に感染したワクチン接種児が「非定型麻疹」として知られる重篤な反応を示したため使用中止となった。

これは新型コロナウイルス感染症の場合とよく似ている。新型コロナでは、最新のワクチン接種を受けた子供ほど感染しやすいことがわかった。

1967年のJAMAの研究では、麻疹ウイルスの不活化ワクチンを接種した10人の小児が、5〜6年後に非定型麻疹を発症したと報告している。

【続きはこちら】

 

麻疹(はしか)ワクチンがいかに自然免疫を変える?「抗体」は本当に必須か(中)

注射された麻疹(はしか)抗体と予期せぬ長期にわたる免疫障害との間に有意な相関関係があることが研究で示されている。麻疹ウイルス感染時に抗体を注射することで、免疫の...

 

 


 

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