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2003年以降、太石村や陜北油田事件と同じような、役人が民衆を虐待する血も涙もない事件が次から次へと発生した。しかも残酷な迫害を受けた公民には、一向に冤罪を訴える場所がないのが現状である。平和的な抗議は必ず野蛮な復讐の応酬を受けるのだ。中国の未来はどこにあるのだろうか? 中国国民の未来はどこにあるのだろうか?
このような野蛮な無法状態が続いているということは、もはや目下の中国は国民の天下でもなければ中央集団の天下でもなくなり、野蛮な地方役人集団の天下だということである。安定した国民生活は保障されず、中央集団による一時的で僅かな安定すらも期待できなければ、この道徳と合法性のない局面を存続させることは許されないだろう。
一体、今の政権と中央政府には、中国の公民に保護を提供し、平和的な日常生活を保障し、国民の憲法上の権利を護る誠意と能力があるのかと思わず問い詰めたくなる。中国の大地において頻発している横暴で残忍な事件を、中国政府が見て見ぬふりをするのは何故だろうか?
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