1月6日、EV大手テスラのバッテリー供給を担うパナソニックエナジーは、アメリカ内でEV用バッテリーを生産するため、中国製品への依存を排除する計画を発表した。この方針は「第一目標」として掲げられている。
パナソニックエナジー・ノースアメリカの社長、アラン・スワン氏はロイターに対し、新たに発足するトランプ政権の政策に対応する中で、まず取り組むべきことは、「サプライチェーンの中国依存をなくす」と述べた。
また、「現在、中国のサプライヤーを一部利用しているものの、その割合は多くない。中国のサプライヤーへの依存を減らす計画を進めており、すでにそのプロセスは加速している」と語った。
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パナソニックエナジー 脱中国依存を「第一目標」に
パナソニックエナジーは、米国内でEV用バッテリーを生産するため、中国製品への依存を排除する計画を発表した中国製品に対する関税引き上げを掲げるトランプ氏の政策が、グローバル企業に製造工程の見直しを促している
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