縦半分に分割でき、雪の上を歩くこともできる それがスプリットボードです。
歩くときには分割した板の左右を入れ替え、ビンディングを付け替え、スリップ防止のためシールを張って使用します。
滑る時は板を合体させ、セット済みのインターフェイスと呼ばれる固定金具で左右の板を固定しビンディングを付けなおして滑ります。
こーして 一枚の板で登る&滑るができるため ザックに付けて背負う物が無いってのが利点なのです。
ところが、、
選んだ板 そしてインターフェイスにもよるのだと思いますけど ワタクシの選んだ SickStick SPLIT & UNION expedition
これがまた柔らかいうえに板の精度も雑なんです。 滑っている時に板に捻られる力が加わるんですけど
それによって 左右の板に段差ができたり 上下のズレが生まれたりしちゃうんですねぇ。。
固定金具の無い両足中間部分が一番弱く また一番力が加わる部分でもあるので ここ なんとかならねぇーのか?!
で、、イロイロ考えた結果 こんなもの制作してみました。↓
これを どーするかといいますと ↓
この部分は 歩くときにビンディングを付ける金具部分。 ここにステンパイプを通して両板を一体化させます。
両足の間隔、後ろ足の角度も見直しました。。 これで“一枚の板”になったのでしょうか?
さっそく 試乗してみました。
雪が少しでも期待できるトコ。。 グランデコ行ってみよ~♪
上部は まだ冬でした。 湿気てはいるものの 贅沢を言えるご時世ではありましぇん
試乗の結果 いいですねぇ~♪ 狙ったとおりの結果です。
硬いバーン&柔らかいバーン 切り替えでの反応 イロイロ試しましたが
不愉快な不安定感は無くなり まるで切れ目のない一枚の板に乗っている感覚でしたね。
ゲレンデには向かない板ですが これでゲレンデでも十分楽しめる板になりました。
BCに出かけた際、組み直すのにまたひと手間増えたことにはなりますが
そんなことよりも 滑走性に不安が無い方がBEST♪
いいもの作っちゃった by ヘロヘロ~