今から30数年前位の話、今でこそ小説家としての顔を持って居られる"大槻 ケンヂ"氏がボーカルを務めている"筋肉少女帯"と言うバンドの持ち歌に、"日本印度化計画"と言う楽曲が有り、その中にこんなフレーズが在る。
♪俺にカレーを喰わせろ
俺は何時でも 辛さに拘るぜ
そしてこのフレーズを今の私に合わせると、恐らくこんな感じになるだろうと思う。
♪俺に赤を纏わせろ
俺は何時でも 派手さに拘るぜ
何度かブログに書いたが、私が赤にハマった切っ掛けはゲーム音楽の楽曲である。もう20数年前の話となるのだが、偶々来ていたゲームセンターで目にした音楽ゲームの筐体から流れて来た"Pink Rose/by Kiyommy+Seiya"と言う楽曲がそれだった。
切なさと儚さを感じさせながら、感情剥き出しで攻撃的な強さを併せ持った力強いメロディーラインと歌詞が、ギャン泣きしたくなる様な感情の昂りを思わせ、当時の私はこの楽曲の魅力にノックアウトされた。そして「この楽曲に見合う色は何か?」と考えた時、私の感性と感情は"赤/真紅"以外をアウトプット出来なかったのだ。
それ以来、私は自分自身が纏うモノや身に付けるモノには、必ず"赤いモノ"を選ぶ様になった。自分自身が執念深くて拘りの強い"蠍座の男"である事は重々自覚していたが、最近の自分自身の赤に対するハマりっ振りには流石に驚いている。
それでも以前と比べれば、そんな自分が心地良く感じられて敬意を払え、愛しくも感じられている。「赤と言う色を通して自分自身を強く、カッコ良くプロデュースしている感覚」とでも言おうか。
「このやんちゃでド派手な、"赤"と言う色を纏った自分自身が何処迄カッコ良くなるのか?筋トレも含めて、何処迄カッコ付けられるのか?確かめてみたい」と言う気持ちが大きい。
やれるトコ迄やってやる。
真っ赤でド派手なライディングジャケットやブーツと言うモノは、私にとって「纏えるモンなら纏ってみろ/履けるモンなら履いてみろ」と言う挑戦状の様なモノである。'90年代、「乗れるモンなら乗ってみろ」と言うノリでデビューした往年の大型バイク"ホンダ: CB1000SF"の様に。
私はそんな声なき声に応え、「面白ェ、極上だ。纏って履いたるわ」と言うノリで買い、纏い履き捲っている構図が出来上がってしまうのだ。「この"カッコ付け"が絡んだケンカが止むのは、もう少し先になるのでは無いか?」と私は思っている。何故ならこのケンカは、私にとって自分自身の背中を伸ばし、尚且つ筋トレのモチベーションにもなってくれる等、非常にメリットが有るからだ。
行けるトコ迄行ってやる。
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