Mちゃんは、ピアノ教室に通っていますが、
オルガンの演奏を頼まれて、只今、練習中です。でも、
「オルガンは、弾いていると疲れてしまう」と言って、
オルガンの日は、家に帰ると、グタ~っとしていました。
ピアノは、キーを叩くように弾けば、音が出ます。
オルガンは、キーを、ある程度押さないと、音が出ません。
その分、手が疲れるのです。
当時(2ヶ月前)の、Mちゃんの手の形です。
「オルガンを弾いても、疲れにくい手にしましょう。
ついでに、ピアノが引きやすい手にしましょう」とMiz が言うと、
「えぇっ、よかったわね、Mちゃん」・・とお母さん。
Miz は今、新しい整体テクニックを開発中です。
新しいテクニックは、お客様自身が体を動かしながら、自分の体を補正していくというもので、Miz は調整役にまわります。
このテクニックは、まだ開発途中ではありますが、
これを2回ほど、Mちゃんに応用しました。
~~見事に成功です!~~。
Mちゃんの手が、2ヶ月で、こんなに変わりました。
ピアノを弾く時の、指のポーズも、力強さが感じられますよ、ね。
指が180度近く広がります
「オルガンを弾いても、疲れなくなったでしょ」とMiz が聞くと、
「全然、平気で~す」と、Mちゃん。
「お友達がね、『Mちゃんの手、長くていいわねえ』って、言うんですって」とお母さん。
-----ここでMiz 注釈:--------
Mちゃんは、手の指が長くなったのではなく、
指が横に広がるようになったのです。(写真を見比べて下さい)
それと、「指の力を強くした」ということよりは、
「5本の指に体の重みを乗せられるようにした」のです。
ピアノは指先で弾くのではなく、体全体で弾くということが、Mちゃんの5本の指の表情から想像できるでしょうか。
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「ピアノをもっと上手に弾きたい」「音楽学校に行きたい」
という夢を抱く人の中に、
指を長くしたい、指が短くて1オクターブが届かない、
などと悩んでいる人が、けっこういるようです。
指の股を手術で切って、指を長くする人もいるとか・・。
そんな方は、指の間を切って長くする前に、
手の幅を広げる=母指と小指の間が180度近くに開くようにする
という方法に、まずはトライして欲しいと思います。
「手の幅は、努力である程度広げることが出来る」という記事があるので、参考にしてみては、いかがでしょうか。
知人のピアニストからお聞きした話ですが、
西洋音楽は、指の長い人種のぶんで育った音楽なので、
指の長い人向きに作られた曲が多い、ということです。
ラフマニノフの曲など、彼の大きな手で弾くのは易しくても、
ふつうの日本人の手で弾くのは、とても難しい、ということです。
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